黄金期を支えたFWアンリ、2005年のCLで決めた華麗な一撃

 イングランドの名門アーセナルは、アーセン・ベンゲル監督の下で1990年代後半から2000年代前半にかけて黄金時代を迎え、プレミアリーグを3回制した。そのチームの“顔”とも言うべき存在だったのが、元フランス代表FWティエリ・アンリだ。プレミア得点王に4度輝いた英雄は数々の印象的なプレーを見せてきたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムは2005年に決めたスーパーゴールに再脚光。ファンからも「傑作」「とてつもない!」といった声が上がっている。

 今回スポットライトが当たったのは、2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節、敵地でのスパルタ・プラハ戦(2-0)だ。2年連続でプレミア得点王に輝くなど、当時28歳のアンリはまさに全盛期真っ只中。この試合ではスタメンを外れたものの、前半15分から途中出場。2ゴールを決めて勝利に導いているが、観る者を魅了する一撃は出場からわずか6分後に生まれた。

 前半21分、最終ラインから前線右サイドへロングボールが送られると、アンリが相手DFと並走しながらペナルティーエリア手前で右足のヒールで巧みにトラップ。ボールがその場で弾むなか、アンリは素早く右回転し相手ゴール方向を向いた。そしてマーカーとの距離が開いていると見るや、3バウンド目で右足を一閃。アウトフロントにかけた技ありの一撃は美しいカーブを描きながら、枠外から巻くようにしてゴール左隅に吸い込まれた。

 この芸術的なシュートをCL公式インスタグラムが公開すると、コメント欄には「傑作」「ファンタスティックなゴール」「とても甘美だ」「魔法」「アンリ>ムバッペ」「なんてゴールだ〜!」「史上最高の選手の1人」「とてつもない!」などファンから感嘆の声が多く寄せられていた。近年は苦しい時期を過ごすアーセナルだが、英雄アンリらが躍動した黄金期の輝かしい記憶は、今も色褪せていないようだ。

Football ZONE web編集部