リーグ中断前に3連敗、再開初戦のボルシアMG戦へ向けてシステム変更を提言

 ドイツ・ブンデスリーガは5月16日からの再開が決まり、各クラブがトレーニングを進めている。元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトの地元メディアは、同クラブが再開後のブンデスリーガで勝ち点を積み上げていくために、長谷部をリベロに配した3バックにシステムを戻すべきだと提言している。

 昨年11月10日の第11節フライブルク戦(0-1)から、リーグ戦で7試合未勝利と不振に陥っていたフランクフルトは、年内最後の試合となった第17節パーダーボルン戦(1-2)でフォーメーションをそれまでの3バックから4バックへと変更。この決断が功を奏して、ウインターブレーク明けのリーグ戦4試合で3勝1分の好成績を残し、一気に巻き返すかと思われたが、チームはその後失速する。

 新型コロナウイルスによる中断前にはリーグ戦3連敗を喫し、現在の順位は12位。「僕らは気をつけないといけない。まだ残留争いから抜け出したわけじゃないんだ」と同クラブのスイス代表MFジェルソン・フェルナンデスが危機感を口にするように、再開後数試合の結果によっては一気に降格圏まで順位を落とす可能性もある。

 フランクフルトの地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」では、チームの好不調の波が激しい原因として、アディ・ヒュッター監督が4バックを基本としながらも、4-2-3-1や4-1-4-1などフォーメーションを頻繁に変えることにあると指摘。加えて、DFエヴァン・ヌディカやDFアルマミ・トゥーレなど、4バックにフィットしていない選手もいることから、「チーム内で最も賢い選手である長谷部をリベロとして3バックの中央に置くシステムに戻すというのは、真剣に検討すべきオプションだと言える。このシステムでチームは3年半にわたって成功を収めてきた」として、長谷部をリベロで再起用することを提言している。

 フランクフルトのリーグ戦再開後最初の試合は、16日に予定されている4位ボルシアMGとのホームゲームになる。中断前から続く連敗を止めて良い流れをチームにもたらすために、フランクフルトが再度のシステム変更に舵を切るのかが大きな注目点の一つとなってきそうだ。

Football ZONE web編集部