チーム関係者を対象としてビデオ会議に出席せず

 バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが、先月クラブ内で行われたビデオ会議を無断欠席していたと、スペイン紙「エル・コンフィデンシャル」が報じている。

 同紙によると、バルセロナは先月14日にチーム関係者を対象にしたビデオ会議を開催。新型コロナウイルスの影響で活動が休止となるなか、今後に向けた情報共有を目的としてキケ・セティエン監督の呼びかけで実現した同会議だったが、そこにデンベレの姿はなく、また欠席の事前連絡もなかったという。

 チームの結束を乱す規律違反として、なんらかのペナルティーが科された可能性もあるが、実際のところ同選手の問題行動は今に始まったことではない。2017年8月にドルトムントからバルセロナに移籍した時は、ドルトムント側がバルセロナからのオファーを拒否して移籍話が破談になりかけると、同選手はシーズン中にもかかわらず練習を無断欠席して音信不通に。最終的に移籍は成立したものの、チームを顧みないデンベレの行動はドルトムントサポーターを中心に激しく非難された。

 また、バルセロナ加入後も遅刻の常習犯として問題児扱いされ、2018年11月には深夜までテレビゲームに夢中になっていたことで翌日のチーム練習に遅刻。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、地元メディアの取材に対して「彼はもっと真面目にならないといけない」とコメントするなど、チームメートの口からは同選手に対する苦言がたびたび漏れてきていた。加えて2018年のロシア・ワールドカップ中には、フランス代表のディディエ・デシャン監督も同選手の練習態度の悪さをメディアの前で明かすなど、場所を問わず常に問題を引き起こしている。

 デンベレの才能は誰もが認めるものの、素行不良に加えてバルセロナ加入後は負傷離脱も多く、移籍金1憶500万ユーロ(約121億円)に見合うだけの活躍をしていない。現在も太もも裏の負傷で離脱を強いられているため、中断中のリーガ・エスパニョーラが再開されたとしてもチームに貢献することは難しそうだ。

Football ZONE web編集部