DFマルク・フラド、今夏のイングランド行きを選択か

 バルセロナに所属する16歳のDFマルク・フラドは契約延長を拒否し、今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍を目指すようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

 フラドは4月に16歳となり、プロ契約を結ぶことができるようになった。しかし、バルセロナからのオファーを断っている。

 バルサはフラドに対して3年契約をオファー。初年度の年俸は6万ユーロ(約690万円)で、3年目には10万ユーロ(約1150万円)まで上がるものとなっている。さらに、Bチームでデビューを果たせば、20万ユーロ(約2300万円)が上乗せされるという。

 しかし、今季はU-16のチームでプレーしていた右サイドバックは、このオファーを受け入れずに、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド入りを決めたようだ。バルサとフラドが結んでいる非プロの契約が今夏で終わるため、ユナイテッドは20万ユーロ以下の支払いだけで、選手を獲得できるという。

 バルサはアカデミー育ちのDFエリック・ガルシアとMFアドリア・ベルナベの2選手を、マンチェスター・シティに取られたばかり。ユナイテッドは2年前に、バルセロナを本拠地としているエスパニョールから、MFアルナウ・ピグマルを獲得している。

 今回、フラドがラ・マシアからユナイテッド移籍を決断すれば、2004年に17歳でユナイテッド入りをしたスペイン代表DFジェラール・ピケ以来のこととなる。

 バルサ側は、選手を失うことを腹立たしく思っており、特に代理人であるカルロス・ラクエバ氏の振る舞いに不満があるという。それでも、フラドとU-16でチームメートであり、将来を嘱望されるMFガビ、FWイリアス・アコマクとは、プロ契約を結べる見込みだという。

 選手の移籍金が高騰しており、各クラブ若いうちに逸材を抑えたいという思惑がある。フラドの移籍は、両クラブの関係にどのような影を落とすだろうか。

Football ZONE web編集部