新型コロナウイルスの感染に注意を払いながらも、フィジカルトレーニングなどを実施

 スペインでは新型コロナウイルスの感染拡大によって甚大な被害がもたらされたが、リーガ・エスパニョーラはまずはトレーニングを再開するために動き始めている。日本代表MF柴崎岳の所属するスペイン2部デポルティボも、通常とは異なる形ながら、トレーニングを再開した。スペイン地元紙「ラ・ボス・デ・ガリシア」が報じている。

 スペインでは新型コロナウイルスの感染者が26万人を超え、死者も2万6000人以上と世界的に見ても大きな被害を受けている。そのなかでリーガは3月11日以降の公式戦が行われず、無期限の延期措置が取られてきた。

 ただ、新型コロナウイルスのピークアウトを迎えつつあるという判断もあり、各チームのトレーニング再開に向けての動きが本格化。デポルティボは現地時間8日からすでにスタートしている模様だ。

「ラ・ボス・デ・ガリシア」によれば、選手たちはフィールドプレーヤーの2グループとGKグループの3組に分けられ、それぞれがセッションを実施。柴崎ら12人のグループも「Ciudad Deportiva de Abegondo」のピッチで練習に取り組んだという。

 記事では「選手たちはマスクを着用して練習場に現れたが、練習中は保護するものや手袋を身に着けていなかった。ただ、チームスタッフの数名はマスクと手袋を着用していた」として、次のようにレポートしている。

「選手たちは久々の再会を楽しみ、互いに距離を取りながらも、笑いと冗談のあふれる“普段どおり”のセッションをこなした。フィジカルトレーニングに加え、ボールを使ったメニューも導入。個別でのトレーニングとなったものの、壁にボールを当てて練習を実施していた」

 まだ完全に元通りの状況となることは難しいが、少しずつ日常を取り戻すための取り組みが始まっている。柴崎らがピッチ上で再び躍動する日を、今から楽しみにしたいところだ。

Football ZONE web編集部