神戸のスペイン人MFサンペール、日本の“衛生観念”を指摘 「すごく清潔」

 世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、J1ヴィッセル神戸のスペイン人MFセルジ・サンペールは日本の状況に触れ、「それがウイルスを封じ込めるのがより簡単になった理由だと思う」と持論を展開している。スペイン紙「マルカ」が伝えた。

 現在25歳のサンペールは名門バルセロナの下部組織出身で、トップチームでは公式戦13試合に出場。グラナダ、ラス・パルパスなどでもプレーし、2019年3月にバルセロナとの契約を解消後、神戸に加入した。

 Jリーグ挑戦1年目でリーグ戦24試合に出場したスペイン人MFは在籍2シーズン目を迎えているなか、日本での生活について「とても快適。唯一の問題は言語だけど、他はすべて素晴らしいよ」と言及。言語の壁に関しても「理解している日本語の単語やフレーズもある。人に教えたりしているし、努力してるよ」と楽しんでいる様子だ。

 2月23日のJ1リーグ開幕節・横浜FC戦(1-1)で先発フル出場したサンペールは、相手5人を釘付けにする絶妙なアシストを披露。今季のフル稼働が期待されるなか、その後に新型コロナウイルスの感染拡大を受けてシーズンが中断している。

 サンペールは「興味深いことに、何カ月も前にウイルスが入ってきたが、しばらく増えなかった」と回想。日本では外出規制などがないものの感染が減少傾向を示しているなか、「数週間前に非常事態宣言が出されたが、それでもみんな普通に働いているし、レストランも開いていて、外に出ることもできる」と日々の生活について明かした。

 また世界的に見れば、新型コロナウイルスの感染爆発を封じ込めている日本の状況について、サンペールは“衛生観念”がポイントと考えているようだ。「日本はすごく清潔で、それがウイルスを封じ込めるのがより簡単になった理由だと思う。安全な距離を保っているし、キスで挨拶もしない……日本の文化はちょっと違うんだ」と驚きを込めながら語っている。

 韓国では8日にシーズンが開幕し、ドイツでは16日の再開が決まった。サンペールが「非常にテクニカルで速い」と評するJリーグの再開はいまだ不透明だが、華麗なプレーで再びファンを魅了してくれるに違いない。

Football ZONE web編集部