現時点でのトップ5を紹介、3連覇中のメッシも“名誉候補”で選出

 欧州サッカー全体の得点王に送られる「ヨーロッパ・ゴールデンシュー」のタイトルは、現在バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが3年連続で獲得している。新型コロナウイルスの感染拡大による中断もあった2019-20シーズンに、この栄冠を手にするのは一体どの選手になるだろうか。

 ゴールデンシューは各国リーグ戦の得点数にUEFAのリーグランキングに応じた係数をかけたポイント制となっている。リーグランキング上位5リーグは得点数×2ポイント、同6位から21位までは得点数×1.5の数字がポイントになるため、よりレベルの高いリーグで得点を重ねた選手が有利となる。

 海外スポーツメディア「Sportskeeda」は、「今季のゴールデンシュー有力候補者トップ5」を特集している。

 3年連続で同タイトル獲得中(通算6回)のメッシは、現時点で19得点・38ポイントでトップ5圏外となったが、その実績から“名誉候補”として名前が挙がっている。今季リーグ戦での複数得点は1試合2得点が1回、3得点が2回、4得点が1回と固め打ちも多く、再開後のリーグ終盤戦で巻き返しの可能性は十分にありそうだ。

 5位はユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。セリエA21得点で42ポイントを獲得。過去4度の受賞実績を誇るゴールマシンの決定力は、35歳を迎えた今も健在で、メッシ同様に終盤の巻き返しに期待がかかる。

 4位はロナウドと16歳差の19歳、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドだ。今季リーグ戦26得点。その内訳は前半戦にザルツブルクで16得点、冬に移籍したドルトムントで10得点となっている。オーストリアのリーグ係数が1.5のため、ポイントは44ポイント(16×1.5=24、10×2=20)となった。

 3位はRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナー。リバプール移籍が噂される点取り屋は、今季25得点で得点数ではハーランドに及ばないものの、50ポイントでトップ3に入った。

 2位はラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレだ。2013-14シーズンにトリノでブレークするも、その後に加入したドルトムントやセビージャでは鳴かず飛ばずだったストライカーだが、16年からプレーするラツィオではゴールを量産。今季も27ゴールを挙げ、54ポイントで欧州得点王の座を争っている。

首位に立つレバンドフスキ、“残り試合数の差”が賞の行方を左右するか

 そして1位はバイエルン・ミュンヘン不動のエース、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ。29得点・58ポイントで堂々首位に立っている。

 イングランドやスペイン、イタリアに比べてブンデスリーガは試合数が少ないこともあり、ドイツで4度の得点王を獲得したレバンドフスキもゴールデンシューのタイトルは獲得経験がない。

 ブンデスリーガは残り5試合となった一方、2位インモービレや5位ロナウドがプレーするセリエAは残り12試合。メッシがプレーするスペインも11試合が残っている。無事に再開を果たせば、逆転の可能性は十分に残されている。

 レバンドフスキが初のタイトルを獲得するのか。それとも、その他選手が追い上げを見せるのか――。“欧州得点王争い”の行方にも注目だ。

Football ZONE web編集部