解説者のジェイミー・レドナップ氏は「ロナウド対メッシ」の構図を重ねて分析

 イングランド・プレミアリーグは現地時間25日、2位マンチェスター・シティがチェルシーに1-2で敗れ、リバプールが30年ぶり19回目のリーグ優勝を果たした。リバプールOBの元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は優勝決定を前に、この両クラブによる覇権争いが、世界最高の選手の評価を二分しているFWクリスティアーノ・ロナウドとFWリオネル・メッシの争いのようだと語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ王者でもあるリバプールは、今季リーグ戦で首位を独走。30年ぶりとなるリーグタイトル、1992年のプレミアリーグ創設以降では悲願の初優勝を達成した。

 その一方、シティはジョゼップ・グアルディオラ監督の下で2017-18、18-19シーズンにリーグ連覇を達成。今季はリバプールに大きく水を開けられたものの、2位の座はしっかりとキープしている。この両クラブが現在のプレミアリーグ2強を成す存在と言っても決して過言ではないだろう。

 イングランドのサッカー解説者、ジェイミー・レドナップ氏はその争いの様子を、2人のトッププレーヤーの比較によく似ているとして、次のように語っている。

「まるでメッシとロナウドのようで、どちらをより好むかというものだ。彼らはともに素晴らしいプレーをしている。マン・シティは中盤を重視したプレーで、ポゼッションをベースにしている。リバプールはそれとは異なり、フロント3がマジックを起こすんだ。それがリバプールだ。彼らはより前に出るスピードがある。しかし、どちらが悪いと言うわけではなく、どちらも見ていて素晴らしいし、楽しい。ロナウドが好きな人もいれば、メッシを好きな人もいる。どんなタイプのフットボールが好きかによるものだ」

 ロナウドとメッシ。いずれも有り余るほどの得点力を生かしてチームを牽引してきたストライカーで、いくつものタイトルを獲得してきた点は共通しているが、プレースタイルはまったく異なる。レドナップ氏は現在のプレミアリーグで火花を散らすリバプールとシティとの争いに、「ロナウド対メッシ」の構図を重ねて見ているようだ。

 来季以降もこの2強争いは続くのか。あるいはこの両者の間に割って入るクラブが現れるのだろうか。

Football ZONE web編集部