シティが敗れ優勝決定 OBのダルグリッシュ氏とジェラード氏への敬意を表す

 英プレミアリーグのリバプールは現地時間25日、2位のマンチェスター・シティがチェルシーに1-2で敗れた結果を受けて、優勝が決定した。チームを率いるユルゲン・クロップ監督はクラブにとって30年ぶりとなるリーグ制覇に涙し、タイトルをケニー・ダルグリッシュ氏やスティーブン・ジェラード氏らレジェンドに捧げた。

 リバプールは今節クリスタル・パレス戦に4-0で勝利を収め、残り7試合の時点で勝ち点を「86」に伸ばした。1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとの差は、その時点で23ポイント。25日に行われるチェルシー対シティでシティが勝利を逃せば、次節を待たずに優勝が決定する状況を迎えていた。

 そして注目された一戦は、ホームのチェルシーがアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチとブラジル代表MFウィリアンの得点によって2-1で勝利。チェルシーが来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に一歩前進したと同時に、リバプールのタイトルが確定した。

 リバプールを率いるクロップ監督は英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組にリモート出演。そこでクラブのレジェンドであるダルグリッシュ氏からも祝福を受けると、「信じられない」と涙を浮かべて待望の優勝を報告した。

「ケニー(ダルグリッシュ)がどれだけ私たちをサポートしてくれていたか知っています。だからこそ、このタイトルはあなたのためのものです。

 彼は30年間この時を待っていた。そして、これはスティービー(スティーブン・ジェラード)のためのものでもある。選手たちは皆、あなたたちを尊敬している。我々に偉大な歴史があったから、選手たちのモチベーションを上げるのも簡単なことだった」

 クロップ監督は長年クラブのために尽くしたダルグリッシュ氏やジェラード氏(現レンジャーズ監督)にタイトルを捧げた。そして「私の選手たちは偉業を成し遂げた。彼らの監督を務めることは私にとって非常に大きな喜び」と選手への賛辞も忘れなかった。

「私は30年間待っていたわけではなく、ここに来てまだ4年半ですが、特にこの3カ月間の中断でシーズンを続けられるか誰にも分からなかっただけに、非常に大きな達成になりました」

 新型コロナウイルスの影響でサポーターの前で試合ができず、優勝パレードの開催なども難しい状況。そうした困難を乗り越えてのリーグ制覇だからこそ、クロップ監督もひとしおの喜びを感じているようだ。

Football ZONE web編集部