スタジアムの来賓席で観戦したペレス会長が「半分は笑いながら、半分は本気」で発言

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間24日、リーガ・エスパニョーラ第31節のレアル・マドリード戦で0-2と敗れたなかで3人抜きドリブルを披露するなど存在感を放った。レアル専門メディア「Defensa Central」は、来賓席でこの一戦を見守ったフロレンティーノ・ペレス会長の“冗談”を伝えている。

 レアル戦で7試合連続スタメンを飾った久保は、ボールを持てば果敢にドリブル突破を図り、後半17分には華麗な3人抜きを披露。ドイツ代表MFトニ・クロース、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、フランス代表DFフェルランド・メンディを翻弄してみせた。

 ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、フランス代表DFラファエル・ヴァランとも激しくデュエルするシーンが見受けられたなか、記事によれば、久保が激しい相手選手から激しいタックルを受けた際、来賓席で観戦していたペレス会長が「友好的なトーン」ながらこのような言葉を残したという。

「注意してくれよ、彼は我々のものなんだから怪我させないでくれよ」

 ジョーク混じりとはいえ、この一言からもレアル内における注目度が高いことは見て取れる。記事では「タケフサ・クボはマジョルカのアルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアム訪問での大きな見どころだった。『Defensa Central』が知り得たところでは、フロレンティーノ・ペレスは日本人選手のプレーぶりを非常に注目し、試合中に冗談を言うに至った」とレポートしている。

「クボは将来を見据えたレアル・マドリードの大きな賭けの一つだ。そのことからフロレンティーノ・ペレスが怪我しないように、という心配につながっている。当然のことながら、クラブ関係者によると、『冗談でのことだが、半分は笑いながら、残りの半分は本気というもの』だった。クボが勝利を手にするためのあらゆる能力が備わっていることは明白。ただ、それがレアル・マドリードなのか、数年後に自分の居場所を得るのか、別のチームになるのかは分からない。しかしコンチャ・エスピーナ(マドリード)では彼を戦力として計算しており、将来的に根幹的な1ピースになると考えている」

 保有権を持つレアル相手にも対等に渡り合ったことにより、一層シーズン終了後の去就が注目されることになりそうだ。

Football ZONE web編集部