「闘莉王TV」で語ったCBへのこだわり、現役時代から“研究していた”ことも明かす

 昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、4月に公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」を開設し、これまで故郷ブラジルでの様子や「歴代日本代表ベストイレブン」などの動画を公開してきた。そうしたなか26日に新たな動画を公開。「闘莉王的センターバック(CB)論」と題し、日本代表として一時代を築いた闘将が自らのポジションへのこだわりや持論を展開している。

 ブラジル出身の闘莉王氏は、1998年に渋谷幕張高校へ留学するため単身で日本に渡り、2001年にJ1リーグのサンフレッチェ広島でプロデビュー。浦和レッズ、名古屋グランパスでJ1リーグ制覇など数々のタイトル獲得に貢献し、J2京都サンガF.C.でのプレーを最後に、昨季限りで現役を引退した。

 また03年には日本国籍を取得し、04年のアテネ五輪に出場。日本代表としても10年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)16強進出の原動力となるなど、輝かしいキャリアを歩んできた。そんな闘莉王氏が今回、自身の公式YouTubeチャンネルで「闘莉王的CB論」を展開。自らが人生を懸けて勝負してきたCBについて、独自の視点で語っている。

 動画の中で闘莉王氏は、「こんな大雑把に見えるけど、ちゃんと細かいところも見ていましたよ」と、現役時代に対戦するFWについて研究を怠っていなかったことを明かしている。ジュニーニョ(元川崎フロンターレ)やマルキーニョス(元鹿島アントラーズほか)などの名前を挙げながら、「いろんな駆け引きがあったなかで、非常に面白さはあります」とCBとして戦う楽しさを語った。

 そして良いCBの条件として3大ポイントを挙げ、真っ先に「強さ」を強調した闘莉王氏。動画内では残る二つのポイントも列挙し、そこに「スピード」が入らなかったことについて問われると、「足が速いCBはポジショニングが悪い」と断言した。さらに「すげぇつまらねえ監督がいっぱいいる」という刺激的なコメントも……。

 果たして、その発言の真意とは――。自らが本職としたCBについて「闘莉王TV」で明かした言葉には、日本代表として世界の強豪と渡り合った闘将の美学が詰まっていた。

Football ZONE web編集部