メッシはFK対策を逆手に取る華麗なアシストを披露 バルセロナはセルタ相手に2-2のドロー

 バルセロナは現地時間27日、リーガ・エスパニョーラ第32節でセルタと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。リーグ連覇を目指すうえで痛恨のドローとなったが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがセルタの“FK対策”を攻略する華麗なアシストに「全員を驚かせた」と世界で反響が沸き起こっている。

 リーグ中断前までは首位を走っていたバルセロナだが、再開後は第30節セビージャ戦を0-0で引き分けたことで、宿敵レアル・マドリードに首位の座を明け渡していた。終盤戦でこれ以上の取りこぼしが許されない状況だったが、セルタ戦では2点のリードを得ながらも終了間際に追いつかれ、2-2のドローに終わった。

 一方、前半20分にメッシが魅せる。ペナルティーエリア手前でFKを獲得し、メッシがボールをセット。その際、セルタの守備陣は壁3枚に加え、ゴールポストの左右に1人ずつ選手を置く“メッシFW対策”を施してきた。左足を振り抜いたメッシはゴールではなく、FK対策によってフリーとなったウルグアイ代表FWルイス・スアレスの頭に合わせ、ネットを揺らした。

“メッシFW対策”を逆手に取った華麗なアシストは世界でも反響が拡大している。英メディア「GIVE ME SPORT」は「メッシは我々を驚かせる新しい方法常に模索している」と大々的に取り上げ、「小さな魔術師は何をしたのか? 共犯者のスアレスのためにファーポスト付近へボールを落とした。圧倒的な天才だ!」と称賛している。

 また、英メディア「The 18」は「メッシはスアレスだけを除き、全員を驚かせた」と見出しを打ち、「セルタは11人をボールの背後に置いた。誰もがこのアルゼンチン人が撃つと思っていた。しかし、メッシはスアレスを選択した」と説明している。メッシの健闘が光ったが、バルセロナが勝ち点を取りこぼした結果は今季の優勝争いに大きな影響を及ぼしそうだ。

Football ZONE web編集部