ボローニャ対サンプドリアでは2-1で冨安に軍配

 イタリア・セリエAで実現した日本代表DF対決は、冨安健洋が所属のボローニャが吉田麻也所属のサンプドリアを2-1で下した。試合後の採点でも、冨安は安定感が評価された一方で、途中出場の吉田にはやや低い評価となった。

 冨安は右サイドバックでスタメン出場し、吉田はベンチスタート。試合は後半27分にボローニャのFWムサ・バロウがPKで先制ゴールすると、同29分にDFロレンツォ・トネッリの負傷に伴い吉田が途中出場した1分後にボローニャがサイドを切り崩してFWリカルド・オルソリーニが追加点を挙げた。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は冨安に対して「6点」をつけ「良いポジションを保ち、高い位置に進出していったわけではないが、彼の個性である高い注意力でサイドバックに求められる良い仕事をした」と、プレー内容の良さを評価した。

 一方で吉田には「5.5点」とし「投入直後に2点目を奪われたことで、悪いタイミングで入った印象になった。警告も受けた」と、やや低めの評価になった。

 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、冨安には「6点」の採点で「相手のリネッティは彼のサイドをほとんど攻撃できなかった。それでも、ハーフラインより前に押し出すことはあまりなかった。いずれにせよ、彼は守備のために必要な注意力のあるタスクを遂行した」と、こちらでもプレー内容が評価された。

 吉田には「5.5点」の採点で「ピッチに入ってすぐ、味方数人がマークにつかなかったバロウに向かって大急ぎでマークに行ったが及ばずに0-2とされた」と、チーム全体で交代時の受け渡しが不十分だったことに関連した部分を指摘された。

 この結果、ボローニャは残留争いへの心配が全くない位置から、快進撃があれば来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場権を目指すところを狙えるポジションに浮上。一方のサンプドリアは、降格圏と勝ち点1差の厳しい残留争いが続いている。

Football ZONE web編集部