優勝決定直後のリバプールがシティに0-4大敗 「クロップは消化試合として臨まなかった。」

 リバプールは現地時間2日、プレミアリーグ第32節でマンチェスター・シティと対戦し、0-4の大敗を喫した。リーグ優勝が決定してから初の試合での惨敗劇に英メディアは「クロップは正しかったが、さすがに激怒するだろう」と見出しを打ち、王者の体たらくを取り上げている。

 今季のプレミアリーグはリバプールとシティの熾烈な一騎打ちが予想されていたが、序盤からリバプールが独走態勢を築いた。前節、2位シティがチェルシーに敗れたため、今節の“天王山”を前にリバプールの30年ぶりのリーグ制覇が決定した。

 今節の直接対決では、試合直前にシティが整列して王者リバプールを拍手で迎える栄誉礼が行われた。ライバル同士の激しい一戦が期待されていたが、リバプールは前半から3失点を喫し、予期せぬワンサイドゲームとなる。後半も1失点を追加され、4点差の大敗となった。

 英地元紙「リバプール・エコー」は「クロップは正しかったが、さすがに激怒するだろう」と見出しを打ち、試合を詳報。「クロップは妥協しなかった。消化試合として臨まなかった。ベストメンバーで向き合った」としながらも、チャンピオンにふさわしくない醜態を「優勝に浸った二日酔い」と表現して糾弾している。

 一方で、「わずか1週間前の優勝達成を踏まえると、新たに戴冠した王者のエネルギー、集中力、闘志のレベルがこのタイミングで低下するのは完全に理解できる」と擁護し、前日の記者会見でのユルゲン・クロップ監督の「この試合の結果は重要ではない」という発言を引き合いに出して「彼は確かに正しかった」と綴っている。

 それでも、「リバプールの指揮官は憤慨しているだろう」と指摘し、「言うまでもなく、リバプールが勝ち点100以上を目指すのならば、大幅に改善する必要があるだろう」と主張している。プレミアリーグ創設以降は初の優勝を成し遂げ、試合の随所で気の緩みが見えたリバプールだが、王者としてリーグ戦を綺麗に締め括るためにも、クロップ監督のマネジメントが重要となってきそうだ。

Football ZONE web編集部