VARや審判批判のバルサ会長に対して、リバウドが持論を展開

 バルセロナのレジェンドである元ブラジル代表FWリバウド氏は、古巣のジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)や審判を批判していることに対し、自チームのパフォーマンスに集中すべきだと厳しい言葉を浴びせた。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 首位レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ第35節で、VAR判定で得たPKをスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが決め、アスレチック・ビルバオに1-0で勝利を収めた。この一戦でレアルがPKを獲得した一方、ラモスがビルバオFWラウール・ガルシアの足を踏んでエリア内で倒すも、VARによるPKは与えられなかった。判定の偏りが指摘されているなか、バルトメウ会長は「いくつかの試合は公平ではない。同じ特定のチームが優遇を受けている」と発言していた。

 新型コロナウイルスにより中断していたリーグ再開後、思うような結果が残せていないバルセロナ。ライバルのレアルにはシーズン再開後に首位を譲り、現在は1試合消化の少ないレアルに勝ち点1差の2位につけている。

 この状況にリバウド氏は、自身が連載を持つ英ブックメーカー「Betfair」のサイトで「レフェリングやVARの判定に対して、時に腹を立てるのは正しいことだ。しかし、レアル・マドリードへの偏見が含まれたジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の主張には賛成できない」とし、こう綴っている。

「バルトメウはただ、クラブの問題からメディアの目をそらそうとしているだけ。バルセロナには今もラ・リーガ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ優勝の可能性も残されているが、現在の状況はあまり良くない。バルトメウはVARのようなものを利用して、自分やファンを正当化し、クラブの問題は自分や選手、監督の問題ではないように見せようとしている」

 リバウド氏は、首位の座を明け渡したバルセロナの戦いぶりに問題があると指摘しており、「私からすれば、バルセロナの問題はVARや審判の判定のせいではない」と言及。「一番の問題は彼らのサッカーのクオリティーで、それを改善し、世界中のファンが見るのを楽しみにしているプレースタイルを取り戻す必要がある」と課題を挙げている。

Football ZONE web編集部