理事会後の会見で12日の浦和レッズ対鹿島アントラーズで発生した応援についてコメント

 Jリーグは16日、第7回理事会を開き、ウェブ会見に村井満チェアマンが出席した。村井チェアマンは、12日に行われたJ1第4節鹿島アントラーズ戦で「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」内の禁止事項として記載されている行為(指笛、声を出しての応援等)が発生したことについて、「大変残念」とコメントを寄せた。

 Jリーグは再開に向けて新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを発表。全国の感染状況を見て7月10日から観客を動員し、8月1日には50%の動員を目指すなかで細かい規定が決定していた。そのなかで7月10日から始まった有観客試合からは声を出しての応援や手拍子、フラッグを回すことなどは禁止されていた。

 だが、浦和は公式ホームページで12日の鹿島アントラーズ戦において指笛や声を出しての応援が発生したことを公開。「浦和レッズは、ご来場いただくすべてのみなさまが安心と安全を感じられる観戦環境を目指し、今後の試合運営を行っていきます。改めて、今後の試合においてのガイドライン遵守の徹底を強くお願い申しあげます」と、再発防止を啓発していた。これを受けて、村井チェアマンもコメントした。

「多くのファン、サポーターが悲しい思いをした。非常に多くの飛沫が飛ぶような内容。ファン、サポーターが仲間を危険にさらす行為だと思っている。自覚症状がなくて健康でも陽性であることもあり得るなかで、気を付けながら再開を望んでいたが、仲間のサポーターが一番残念な思いをしたと感じている。もし、陽性反応があったら濃厚接触の範囲が拡大する懸念があった。再開を楽しみにしていたら起こり得ない行為だと思うので、大変残念。Jリーグとしても啓発は続けていく。感染対策は命令で改善できるものではなく、1人1人の意志で改善していくのでお願いしたい」

 感染状況も日に日に変化するなかで、安全なスタジアムを作り上げることが1人1人の観客にも求められる。

Football ZONE web編集部