過熱する久保の去就報道、ベティスのコルドンSDが噂に言及

 日本代表MF久保建英は今季、保有元のレアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍し、リーグ戦35試合4ゴール4アシストの結果を残し評価を高めた。来季の久保については、スペイン国内外で争奪戦が起きているが、移籍先候補の一つに挙がっていたベティスは、久保から手を引いているようだ。スペインメディア「エル・エスパニョール」が報じている。

 久保を将来的な戦力として考えているレアルは、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグの出場権を保有しているクラブに来季も貸し出すことで、経験を積ませたいと考えているようだ。

 マジョルカで好パフォーマンスを見せた久保の獲得には、シーズン中から多くのクラブが関心を示していると報じられてきた。レアル・ソシエダ、ベティス、セビージャ、グラナダといったスペイン国内のクラブに加え、フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)、イタリアの名門ACミラン、オランダの強豪アヤックスなどの名前も挙がっている。

 そんななか、ベティスは久保獲得レースから手を引いたようだ。ベティスのスポーツディレクター(SD)に就任したアントニオ・コルドン氏は、久保と今季レアルからアーセナルに期限付き移籍していたスペイン代表MFダニ・セバージョスの獲得報道についてコメントした。

 新型コロナウイルスの影響を受け、今夏の移籍市場が非常に難しいものになるとコメントしたコルドンSDは、久保の獲得について「そのような報道があったね。でも、ベティスには、彼のポジションに満足のできている3人の選手がいる」と語り、噂を否定した。一方、セバージョスの獲得には可能性があるようで「彼がどれだけ素晴らしい選手かは、これまでのことから十分に分かっている。彼は興味深い選手だ」と話した。

 2018年夏に日本代表MF乾貴士を獲得し、公式サイトには日本語ページも作っているベティスだが、久保の獲得は実現しないようだ。スペイン紙「AS」では、レアルとセビージャは久保の移籍についての交渉で合意に至らなかったと報じ、新たにオサスナを移籍先の有力候補に挙げている。久保の移籍が正式に決定するまで、報道はまだまだ過熱しそうだ。

Football ZONE web編集部