FA杯決勝でアーセナル主将オーバメヤンが全得点を叩き出す殊勲の活躍

 アーセナルは現地時間1日、FAカップ決勝でチェルシーと対戦。2-1で勝利を収め、歴代最多となる14度目の優勝を達成した。主将のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが全得点を叩き出す大車輪の活躍を披露したが、2得点目の場面を「ズマを置き去りにするワールドクラスの実力」と英メディアも称賛している。

 今季序盤から不振に苦しんだアーセナルはシーズン途中から政権交代を決断し、ミケル・アルテタ監督を招聘した。最終的には欧州大会出場圏外の8位でフィニッシュしたが、主将を務めるオーバメヤンは昨季に引き続き今季も22得点を記録し、得点ランキング2位に輝いた。

 決勝まで勝ち進んだFA杯でも、同じロンドンに本拠地を置くライバルのチェルシーを相手に前半28分にPKで同点弾を決めると、後半22分に見事な逆転ゴールを披露する。DFエクトル・ベジェリンのドリブル突破でチャンスの局面を迎えると、FWニコラ・ぺぺのパスをペナルティーエリア左で受けたオーバメヤンがDFクルト・ズマと対峙。そこから瞬発力あるステップワークでズマを置き去りにし、相手GKとの1対1を決め切って逆転ゴールを奪った。

 英紙「メトロ」は「オーバメヤンはズマを騙し討ちした方法を解説」と見出しを打ち、オーバメヤンのコメントを紹介。「僕は彼を熟知している。そして彼は僕が右利きであることを熟知している。この時のために左への突破を残しておいた。それだけさ」と、右で打つキックフェイントを勝負どころで駆使したと振り返っている。

 英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「オーバメヤンが素晴らしいスキルでズマを撃沈させた」と大々的に取り上げ、「ズマを置き去りにするワールドクラスの実力を証明した」と称賛。重要な局面で2ゴールと、エースストライカーとしての本分を果たす活躍となった。

Football ZONE web編集部