元コートジボワール代表DFは、1対1を挑む選手がほとんどいないゆえに弱点だと見解

 現役時代は強豪アーセナルなどでプレーし、現在はレスターでトップチームのコーチを務める元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレ氏が、世界最高のDFと称されるリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの“攻略法”を語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。

 2018年にサウサンプトンからリバプールへ移籍したファン・ダイクは、即座にディフェンスリーダーとしての立場を確立。昨季は14年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たし、今季はリーグ戦全試合フル出場で30年ぶりのプレミアリーグ制覇の立役者となった。プレミア年間最優秀選手に輝き、2019年のバロンドールではバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ2位に入賞するなど、文字通り“世界最高のDF”に君臨している。

 だが、コロ・トゥーレ氏は米データ分析会社「Stats Perform」のインタビューで、ファン・ダイクの“攻略法”を明かした。

 コロ・トゥーレ氏は、「(ファン・ダイクは)信じられないほど素晴らしい選手。トッププレーヤーで、スピードがあり、高さも兼ね備え、空中戦にも強い。テクニックもあり、ロングパスで試合を変えることもできる。すべてを持っている」と称賛した上で、こう続けている。

「これまで、彼に1対1を挑む選手をあまり見たことがない。私は、それこそが彼の弱点だと思う。すごく背が高いので、ボールを持ったまま思い切りアタックしたら、彼を苦しめられるだろう。ただ、彼は非常にクレバーだ。ものすごくクレバーな選手なので、上手く後ろに下がる。でも、1対1で超攻撃的になれば、何かしら彼から得られるものがあると思う」

 コロ・トゥーレ氏はアーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールでプレーした後にセルティックスに移籍し、2017年に現役を引退。現役時代は弟の元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレと合わせて、プレミアとFAカップをそれぞれ2回制し、代表でも15年アフリカネーションズカップ優勝など、輝かしい成績を残している。昨夏にブレンダン・ロジャーズ監督率いるレスターにコーチとして入閣した。

 今季は5位で惜しくもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したレスター。コロ・トゥーレ氏はおそらく、2020-21シーズンに向けてイングランド代表FWジェイミー・バーディに、ファン・ダイク攻略法を“仕込む”ことだろう。来季にレスターと対戦する際には「世界最高のセンターバック」も要警戒する必要がありそうだ。

Football ZONE web編集部