ルヴァン杯鳥栖戦に先発、同大会の最年長出場記録を更新

 横浜FCの元日本代表FW三浦知良が、5日に行われたルヴァンカップのグループステージ第2節サガン鳥栖戦に先発出場を果たした。同大会の最年長出場記録を53歳5カ月10日に更新し、試合にも1-0で勝利。このニュースは、韓国でも報じられた。

 韓国の総合ニュースサイト「スターニュース」は、「イ・ドングクと同じ干支、53歳ミウラ、最高齢先発出場の新記録…迷惑ではない?」と見出しを打ち、年齢が一回り下で41歳の韓国代表FWイ・ドングク(全北現代)を引き合いに出して、カズの偉業を伝えつつも、チーム内でのポジション争いが適正なのかについて疑問を投げかけている。

「1967年2月26日に生まれた三浦は、“53歳5カ月10日”の年齢で、先発入りを果たした。三浦はJリーグでは主にベンチ入りだったが、カップ大会ということで主力選手の体力温存のために先発機会を得たと見られる。しかし、53歳の年齢で20〜30代の選手たちと正面から熾烈な競争の中に入っていけるのかは疑問だ。自己管理を徹底したとしても、『作られた記録』ではないかという批判は免れないのではないだろうか。三浦の出場により、機会を奪われた選手も明らかにいることも考えられるからだ」

 カズの日本サッカー界や横浜FC内での貢献度、数々の努力を知る日本の立場からすれば、完全に韓国が断片的にしか物事を見ていない記事内容である。実際にこの試合ではチームを勝利に導く原動力になったのは間違いなく、この記事を書いた記者は、きっと試合を見ていないのだろう。

 ただ、こうした韓国側の物言いは、カズが韓国で広く知られているという裏返しでもある。実際に1990年代の日韓戦などで、エースであるカズの活躍ぶりを目の当たりにしている韓国のサッカーファンは多く、プロフットボーラーとしてカズを尊敬する韓国人も多い。これからもキレのあるプレーで、Jリーグを盛り上げてもらいたい。

Football ZONE web編集部