久保のビジャレアル移籍に英国も熱視線「日本のウインガーがエメリとタッグを組む」

 日本代表MF久保建英は現地時間10日、ビジャレアルへの期限付き移籍が決定した。今季から指揮するウナイ・エメリ監督にとって最初の補強となったことに英メディアも注目しており、「日本のウインガーが元アーセナルのエメリとタッグを組む」と見出しを打って注目している。

 2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍した久保は、開幕直後にマジョルカへ期限付き移籍。リーグ戦35試合4ゴール4アシストをマークして存在感を放った。今季終了後には30クラブ以上が久保の獲得を打診したと取り沙汰されていたが、リーガ・エスパニョーラを今季5位で終えたビジャレアルが争奪戦を制した。

 一方、今季のビジャレアルの監督人事は紆余曲折だった。今季序盤は低調なスタートとなったことから、クラブはハビエル・カジェハ監督を決断。後任にルイス・ガルシア・プラハ監督を据えたが、就任からリーグ戦6試合で4分2敗と状況は悪化し、未勝利のまま再び監督交代に踏み切った。

 そして、解任されてからわずか50日でカジェハ監督が復帰する驚きの展開となっていた。最終的にはビジャレアルを5位フィニッシュへと導き、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権をもたらす見事な立て直しをみせたが、クラブは新シーズンからエメリ監督を招聘することを発表していた。

 エメリ監督は2018年にアーセナルで指揮を執ったものの、成績が振るわず、わずか1年で解任の憂き目に遭っていた。ビジャレアル就任は再起を誓う機会となるが、英紙「デイリー・メール」は「日本のウインガーが元アーセナルのエメリとタッグを組む」と見出しを打ち、「若き日本のアタッカーがエメリにとって最初の補強になった」と取り上げた。

 セビージャやパリ・サンジェルマン(PSG)で好成績を残していたエメリ監督だが、アーセナルでの大不振により、英国内のみらならず、世界的にも指揮官としてのイメージは悪化しているだけに、記事では「大失態により、ロンドンをわずか18ヶ月間で追い出されたため、彼は自身の評価を再構築する決意を固めている」と指摘。久保の獲得も、エメリ監督の本気の姿勢から踏み切った補強だったようだ。

Football ZONE web編集部