12日の練習試合で先発出場し、移籍後初の実戦を経験

 ブンデスリーガ1部ウニオン・ベルリンの日本代表MF遠藤渓太は、現地時間12日の練習試合ヴュルツブルグ戦で“デビュー”を果たした。現地メディアは「何ができるかを示した」として、そのプレーに一定の評価を与えている。

 2016年に横浜FMでトップデビューした遠藤は19年にはキャリアハイとなる7得点を記録し、J1制覇に大きく貢献。同年には、E-1サッカー選手権で日本代表に初選出され、中国戦でデビューを飾っている。そして、今年7月にウニオン・ベルリンへの期限付き移籍を決断し、海外初挑戦に臨むことになった。

 渡欧前に軽度ながら負傷したこともあり、全体練習への合流が遅れていたが、12日に今オフ2試合目の練習試合として行われたヴュルツブルグ戦でメンバー入り。先発出場してハーフタイムまでプレーする“デビュー戦”となった。

 ドイツ地元紙「ベルリナー・ツァイトゥング」は「ケイタ・エンドウは彼に何ができるかを示した」と見出しを打ち、ヴュルツブルグ戦でのプレーにフォーカス。「45分間とはいえ、悪くないデビュー戦だった。まだチームメートとの連係が欠けている状態でも、遠藤は注目される方法を知っていた」として、前半6分、20分、25分と3回にわたってチャンスを演出したことに一定の評価を下した。そのうえで、同紙はウルス・フィッシャー監督のコメントも紹介している。

「遠藤は彼の可能性を示したと思っている。しかし、少し慎重にならなければならない。彼は適応し、我々の原則に馴染もうとしているところだ。正しいプロセスを歩んでいるし、ドイツ語も少し話しているんだよ」

 現地メディア、そして指揮官からのポジティブな反応を勝ち取った遠藤。開幕スタメンを懸けた戦いにおいて、まずは好スタートを切ったと言えるだろう。

Football ZONE web編集部