リバプールの中盤選手が飽和状態に 「9人の中盤選手はどうなるのか?」

 リバプールは現地時間18日、バイエルン・ミュンヘンからスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの獲得を発表した。ワールドクラスの司令塔が加入したことになるが、現地メディアは飽和状態にあるリバプールの中盤事情にスポットライトを当てており、日本代表MF南野拓実の“トップ下起用”にも影響が生じる可能性が浮上している。

 昨季30年ぶりにリーグ制覇を果たしたリバプールにとって、今季は王者として連覇を目指すシーズンとなるが、今夏の移籍市場ではライバルチームが積極的な大型補強を敢行するなか、左サイドバック(SB)のバックアッパーとしてオリンピアコスからギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスの獲得にとどまっており、静観な姿勢を見せていた。

 一方、開幕戦ではリーズ・ユナイテッドに4-3と競り勝ったものの、昇格組を相手に本拠地アンフィールドで思わぬ大苦戦を強いられていた。連覇に対する懸念が取り沙汰されていたが、18日にかねてから噂されていたチアゴの獲得を発表。世界屈指のゲームメーカーを手中に収めた。これまで両SBの攻撃参加が主な起点となっていたが、チアゴの加入により、強力3トップを生かすオプションが増えることになる。

 一方、英紙「デイリー・ミラー」は「チアゴの移籍により、リバプールの9人の中盤選手はどうなるのか?」と見出しを打ち、チアゴを含め、ブラジル代表MFファビーニョ、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、ギニア代表MFナビ・ケイタ、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー、同MFジョーダン・ヘンダーソン、同MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、セルビア代表MFマルコ・グルイッチ、MFカーティス・ジョーンズを取り上げている。

 ファビーニョは「輝かしい存在」、ヘンダーソンは「伝説的な存在」と表現し、チアゴ加入後も立場は安定していると説明した一方、これまで主力だったワイナルドゥムの立場はやや揺らぐ可能性を指摘し、グルイッチには移籍を推奨していた。南野も今夏のプレシーズンで採用していた4-2-3-1の新システムでトップ下に配置されていたが、中盤選手が飽和していることで、再び起用法に変化があるかもしれない。

Football ZONE web編集部