開幕5試合連続でフルタイム出場、シュツットガルトで不可欠な存在に成長

 シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は、今季ブンデスリーガで開幕から5試合連続のフルタイム出場を続けている。今やチームにとって不可欠な戦力となっているなか、ドイツ紙「ビルト」は「エンドウ、小さな戦士」と題した特集記事を掲載。前節までに対人プレー(デュエル)で驚異的な数字を残していることを伝えている。

 昨年7月末にシント=トロイデン(ベルギー)からシュツットガルトに加入した遠藤は、昨季途中からボランチのレギュラーに定着してシュツットガルトの1部昇格に貢献すると、今季もここまでリーグ戦全5試合に先発フル出場を果たすなどチームの牽引役を担っている。ペレグリーノ・マタラッツォ監督も、現地メディアの取材に対して「ワタルは、マイボールの際には攻撃のスイッチを入れてチームの要の役割を果たしている。守備でも非常に多くのスペースを埋めてくれているし、我々の試合から切り離して考えることのできない存在だ」と述べて、同選手の重要性を認めている。

 攻守にわたってチームに大きく貢献し、指揮官からの信頼も厚い遠藤だが、特に守備面では抜群の存在感を放っているようだ。同紙は遠藤について、「ワタル・エンドウにデュエルを挑んだ者は、ほぼ間違いなく勝てない。5試合を終えて、このシュツットガルトのボランチはデュエル勝利数101回という、信じられないような数字を残した。これはリーグトップの数字であり、他の選手たちとは大差がついている。2位につけているヘルタ・ベルリンのFWマテウス・クーニャでさえ、デュエル勝利数は85回に過ぎないからだ。エンドウはデュエルモンスターだ」として、デュエル勝利数において他を圧倒する結果を出していると伝えている。

 しかし同紙によれば、遠藤は内転筋の痛みが再発したため今週はチーム練習を離れて別メニュー調整が続いているという。マタラッツォ監督も、「試合前最後の練習には完全に合流できると思うし、その時にはコンディションも問題ない状態になっているはずだが、今の彼には疑問符がついている」と、遠藤が30日に予定されているシャルケとのアウェーゲームに出場できるかどうかは、今のところ不透明であることを明かしている。チームにとって不可欠な存在になっているだけに、欠場となれば大幅な戦力ダウンは避けられないだろう。

Football ZONE web編集部