ラポルタ氏の会長復帰がカギとスペインメディア報道

 ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、各国のメガクラブが獲得を熱望している。チーム再建を目指すバルセロナも争奪戦に参戦したと伝えられるなか、スペインの名門がハーランドを獲得するためには、来年1月24日の会長選で元会長のジョアン・ラポルタ氏が復帰する必要があると現地メディアが報じている。

 ラポルタ氏は2003年から10年までバルセロナの会長を務め、その後15年の会長選に出馬したもののジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長に大差で敗れた。そして今年10月にバルトメウ氏が辞任、来年1月には新たな会長を選ぶ選挙が行われるが、ラポルタ氏はすでに出馬を表明している。

 昨年のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに2-8という歴史的惨敗を喫するなど、12シーズンぶりの無冠に終わったバルサは、今季ロナルド・クーマン監督の下で再出発を図っている。ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現アトレティコ・マドリード)を放出し、キャプテンでもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約が来夏までとなるなかで、新たな攻撃陣の柱の獲得は急務となっている。

 そんなバルサが獲得を目指すハーランドは昨季、オーストリア1部ザルツブルクでリーグ戦14試合16得点を記録。冬の移籍市場でドルトムントへ完全移籍すると、新天地でもブンデスリーガ15試合13得点とゴールを量産した。そんな20歳の怪物ストライカーにバルサの最大のライバルであるレアルも熱視線を送っており、プレミアリーグの複数クラブも触手を伸ばしているという。

 引く手あまたのハーランドだが、バルサ移籍を実現するためには、ラポルタ氏が会長選で勝つ必要があるという。スペインメディア「TODOFICHAJES」によると、「ラポルタは、ハーランドの代理人であるミノ・ライオラと素晴らしい関係を築いており、このオペレーションが実現するためのカギとなる」と報じている。

 長らくレアルが獲得を熱望するハーランドを横取りできるとなれば、バルサファンにとって、これ以上痛快なことはないだろう。一部では会長選に向けてラポルタ氏がハーランド獲得を公約に掲げるとも報じられており、今後の動向に注目が集まりそうだ。

Football ZONE web編集部