FIFA、W杯予選の”疑惑の判定”に厳罰。ガーナ人主審に終身活動停止処分

FIFA、W杯予選の”疑惑の判定”に厳罰。ガーナ人主審に終身活動停止処分

 国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は20日、ガーナ人審判のジョセフ・ランプティ氏がW杯予選の試合結果を「操作」したとして、あらゆるサッカー関連活動への関与を生涯にわたって禁じる処分を下すことを発表した。

 ランプティ氏は昨年11月12日に行われたロシアW杯アフリカ3次予選の南アフリカ対セネガル戦で主審を務め、前半42分にセネガルの選手にペナルティーエリア内でのハンドがあったとして南アフリカにPKを与えた。このPKを決めて先制した南アフリカは最終的に2-1の勝利を収めている。

 だがリプレイでは、ボールはセネガルの選手の足にしか当たっていないことがはっきりと確認できる。FIFAはこの判定について、「規則に反する形で試合結果に影響を与えた」としてランプティ氏に処分を下している。「FIFAは試合の操作に対して非寛容の方針で臨み、サッカーの誠実性を保護することに努めている」とも述べた。

 ランプティ氏は問題の判定に対し、アフリカサッカー連盟(CAF)からも試合の数日後に3ヶ月間の活動停止処分を下されていた。FIFAによる発表からは、単なる誤審ではなく何らかの意図を持って試合結果を操作しようとした行為だったと判断していることが読み取れるが、その詳細については明らかにされていない。

 試合結果を有効とするのかどうかなどの扱いも現時点で未定。「南アフリカ対セネガル戦に関するさらなる情報は、決定が最終的なものとなった際に提供する」とFIFAは述べている。アフリカの最終予選にあたる3次予選は4チームのグループから首位の1チームが本大会出場権を獲得する形であり、この試合の結果の扱いがW杯出場国に大きく影響する可能性もある。

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