J1、J2、J3今節の見どころは? 小野伸二VS中村俊輔、空前絶後のスター対決がJ2で!?【編集部フォーカス】

J1、J2、J3今節の見どころは? 小野伸二VS中村俊輔、空前絶後のスター対決がJ2で!?【編集部フォーカス】

ヴィッセル神戸対浦和レッズ

 明治安田生命Jリーグは今週末、J1第23節、J2第28節を迎える。J3は延期となっていた第13節の岩手対福島のカードのみが開催される。徐々に勝ち点差は広がり、勢力図ができつつあるが、リーグはまだまだ続く。今節はどのような対戦カードが組まれているのか。注目試合や選手、見どころをピックアップした。

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注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ヴィッセル神戸対浦和レッズ 8月17日 19:00

注目選手
DF:酒井高徳(神戸)

 ヴィッセル神戸は前節、敵地で大分トリニータと対戦している。同試合では従来の4バックではなく3バックを採用したアウェイチームは、立ち上がりから主導権を握り、32分にFW古橋亨梧が先制ゴールをマークするなどほぼ完璧な内容で前半45分間を締めた。しかし、後半立ち上がりの48分にミスからFWオナイウ阿道に同点弾を許すと流れは大分に傾き、攻め込まれる時間帯が続いた神戸。結果、逆転弾こそ許さなかったが、1-1で試合を終えている。

 これで神戸はリーグ戦5試合勝ちなしとなった。順位は変わらず15位と苦しんでおり、同クラブの翌日に試合を行ったサガン鳥栖が勝利を収めたため、J1参入プレーオフ圏内の16位との勝ち点差は「2」にまで縮まっている。今節の浦和レッズ戦では、なんとしても残留争いから脱出するためのキッカケを掴みたいところだ。

 対する浦和も、ここ最近は苦戦続き。前節の北海道コンサドーレ札幌戦を1-1で終えた同クラブはこれでリーグ戦3試合連続ドローという結果になり、直近5試合で勝ち点3を奪ったのはわずか1試合。なかなか上位進出のキッカケを掴めず、順位は10位となっている。神戸戦はアウェイという難しいゲームとなるはずだが、こちらも久しぶりの白星を目指したいところだ。

 この試合の注目選手は14日にドイツのハンブルガーSVから神戸に移籍することが決定した元日本代表DFの酒井高徳になるだろう。

 2009年にアルビレックス新潟でプロデビューを果たした酒井。翌2010年には日本代表デビューも果たすなど、瞬く間に実力屈指へのDFへと成長を遂げた。2011年にドイツのシュツットガルトへ移籍を果たし、2014年にはブラジルワールドカップにも出場。2015年はハンブルガーSVへ活躍の場を移し、キャプテンにも就任するなど同クラブの象徴的な選手となった。

 しかし2017/18シーズンにクラブは史上初の2部降格という憂き目に遭うなど、酒井に待っていたのは苦悩の連続であった。そしてクラブは昨シーズン、1年での1部昇格を決められず。主将の酒井には激しいブーイングが浴びせられるなど、批判に晒される日々が続いたのである。

 そんな酒井は海外での挑戦を終え、今月に神戸へ移籍。17日の浦和戦から出場は可能となり、ピッチに立つことになれば2011年以来、約8年ぶりのJリーグでのプレーとなる。果たして下位に沈む神戸を救い出すことができるか。

湘南ベルマーレ対サガン鳥栖

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
湘南ベルマーレ対サガン鳥栖 8月17日 19:00

注目選手
MF:山田直輝(湘南)

 湘南ベルマーレは、ここ最近好調を維持している。前節のジュビロ磐田戦は前半ATにMF山田大記に先制ゴールを奪われたものの、後半にFW山崎凌吾、MF山田直輝、DF杉岡大暉に得点が生まれ3-1と逆転。後半ATにDF大井健太郎に1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功し、勝ち点3を奪った。これで湘南はリーグ戦直近5試合を4勝1敗とするなど順調に勝ち点を積み重ねており、順位も11位まで回復。「湘南ベルマーレ」としては初となる2季連続のJ1残留へ、順調な歩みを見せている。

 しかし、クラブに激震が走ったのは磐田戦の翌日、12日のことであった。チームを率いる曹貴裁監督のパワハラ疑惑が浮上し、退任が近いと報じられたのである。その後、クラブ側は公式サイトで「記事内容の詳細を確認し、Jリーグと協議の上で、報道された内容に関する事実関係の調査を速やかに行ってまいります」とコメント。また、湘南の経営権を取得するRIZAPグループは「RIZAPより出向したスタッフが精神的に追い込まれチームを離れたという記載がありましたが、事実とは異なる内容となっております」とパワハラ報道を否定していた。

 だが、湘南はパワハラ報道の翌日、クラブ公式サイトを通じてJリーグの調査が終わるまで曹監督が試合や練習での指揮を当面控えることを発表している。しばらくは高橋健二コーチが代役を務めることになるが、15日にはMF武富孝介が古巣・浦和レッズへの復帰を決断するなど、クラブは大きく揺れている。今現在も様々な報道が飛び交っており、しばらくこの騒動は続くことになりそうだ。

 そんな湘南は17日、監督不在という状況でホームにサガン鳥栖を迎える。相手は現在、残留争いを強いられているが、前節のセレッソ大阪戦では2-1で勝利を収めているなど勢いは十分だと言える。湘南にとっては難しい試合となることは間違いないだろう。しかし、チームに流れる悪い雰囲気を払拭するにはピッチ上で結果を残す他ない。不安を抱いているであろうサポーターに何としても勝ち点3をプレゼントしたいところである。

 注目選手はMF山田直輝。今夏に浦和から復帰を果たした同選手は、前節の磐田戦でチームを救う逆転弾を叩き込むなど結果を残した。今節も目に見える活躍を見せることが求められるのは明らかで、背番号10に懸かる期待は大きい。3連勝の立役者となりたいところだ。

ガンバ大阪対ジュビロ磐田

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ガンバ大阪対ジュビロ磐田 8月18日 19:00

注目選手
MF:今野泰幸(磐田)

 ジュビロ磐田は前節、ホームで湘南ベルマーレと対戦。前半ATにMF山田大記が先制ゴールを奪うなど良い時間帯に1-0とリードすることができたが、後半にFW山崎凌吾、MF山田直輝、DF杉岡大暉に得点を許して1-3とリードを広げられてしまった。後半ATにDF大井健太郎が1点を返すものの、反撃の時間はすでに残されておらず、磐田はそのまま2-3で敗北している。

 これで同クラブはリーグ戦3連敗という結果になった。順位は変わらず最下位となっており、残留圏内の15位ヴィッセル神戸との勝ち点差は6にまで広がっている。さらに同日試合を行っていたサガン鳥栖がセレッソ大阪に勝利を収めたため、磐田はJ1参入プレーオフ圏内の16位との勝ち点差も4にまで離される形となった。J1残留へ向け、かなり厳しい状況にあると言わざるを得ない。

 そんな磐田は15日、鈴木秀人監督の退任を発表し、同時に小林稔ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることを正式に発表している。クラブはわずか1ヶ月で2人目の監督交代に踏み切った形となった。

 再び新たなスタートを切ることになった磐田。その初陣となるのが、18日のリーグ戦第23節、ガンバ大阪戦となる。相手も現在13位と苦しんでいるが、ここ最近は4試合負けなしと粘り強さを見せており、ホーム戦では実に7試合連続で黒星を喫していない。磐田にとってはかなり厳しいゲームとなるだろうが、その壁を乗り越えられるだろうか。

 注目選手はMF今野泰幸。今夏に磐田へ加入した元日本代表戦士は、新天地デビューとなった第21節のベガルタ仙台戦でさっそくゴールをマークするなど存在感を発揮し、前節も自身のヘディングシュートが先制点のキッカケになるなどリーグ戦2試合連続で決定的な仕事を果たしてきた。磐田ではリーグ戦2試合連続スタメンフル出場中とコンディションも問題なく、その豊富な経験値と確かなセンスを示している。今節は古巣のG大阪が相手となるが、かつてのホームである吹田スタジアムで再び決定的な仕事をやってのけるか。

FC琉球対横浜FC

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
FC琉球対横浜FC 8月17日 19:00

注目選手
MF:小野伸二(FC琉球)
MF:中村俊輔(横浜FC)

 明治安田生命J2リーグは今週末に第28節を迎える。17日には15位のFC琉球と5位の横浜FCが激突。舞台はFC琉球のホームであるタピッタ県総ひやごんスタジアムだ。

 FC琉球は前節、V・ファーレン長崎と対戦。15分にFW呉屋大翔に先制ゴールを許すなど苦しんだ同クラブであったが、その4分後にMF風間宏矢が同点弾を叩き込むなど粘り強さを見せる。その後、再び呉屋に得点を許したホームチームであったが、85分にMF上門知樹が同点弾を叩き込むと、後半ATにFW和田凌が値千金の決勝ゴールをマークし、3-2で勝利。5連敗中という長いトンネルを見事抜け出した。

 対する横浜FCは前節、水戸ホーリーホックとの上位対決に挑んでいる。立ち上がりから主導権を握り相手陣内へ果敢に攻め込んだものの、決定機をそれほど多くは作れず。結果、横浜FCはシュート数13本を記録したものの、枠内に飛んだのはわずか1本で得点を奪うには至らず。スコアレスドローで試合を終えた。この結果、リーグ戦の連勝は7でストップしたが、連続無敗数は9にまで伸びている。順位はJ1昇格プレーオフ出場圏内の5位。チームは好調を維持していると言えるだろう。

 FC琉球の注目選手はMF小野伸二。今夏、北海道コンサドーレ札幌から加入した元日本代表MFは17日の横浜FC戦が新天地デビューになる可能性もある。その高い技術力と豊富な経験値はチームにとって頼もしいものとなることは明らかで、期待感は高まるばかりだ。

 横浜FCの注目選手はMF中村俊輔。こちらも小野と同じく元日本代表戦士であり、今夏にジュビロ磐田からJ2リーグへやってきた実力者だ。すでに新天地ではリーグ戦2試合に出場を果たしており、その存在をアピールしているところだ。まだ得点やアシストこそないが、FC琉球戦では果たしてどうなるか。

 ドイツワールドカップで共闘した小野と中村。そんな日本屈指のファンタジスタ対決が行われる可能性の高い今節から目が離せない。

いわてグルージャ盛岡対福島ユナイテッドFC

注目カード(明治安田生命J3リーグ)
いわてグルージャ盛岡対福島ユナイテッドFC 8月18日 15:00

注目選手
FW:谷口海斗(岩手)
FW:武楓(福島)

 今週末の明治安田生命J3リーグは、雷雨の影響で延期となっていた第13節のいわてグルージャ盛岡対福島ユナイテッドFCのみの開催となる。舞台はいわぎんスタジアムだ。

 岩手は前節、アスルクラロ沼津と対戦。立ち上がりの5分にMF山田満夫に先制ゴールを許したアウェイチームはその後、DF江頭一輝が退場処分となるなど苦戦を強いられ、そのまま0-1で敗れている。これで岩手はリーグ戦5試合連続未勝利の3連敗という結果になり、順位も16位となっている。

 対する福島は前節、首位の藤枝MYFCと対戦。2分にFW小牟田洋佑が先制ゴールをマークすると、その後FW武颯が立て続けに2ゴールをマークするなど前半のうちに3-0とリードを大きく広げた。後半にMF大迫希に1点を返されるも、そのまま3-1で逃げ切りに成功している。首位クラブから貴重な勝ち点3を奪う結果となった。

 岩手の注目選手はFW谷口海斗。背番号10を身に付ける23歳のストライカーは、ここ最近のリーグ戦3試合で3得点をマークするなど好調を維持しており、チームにとって頼もしい存在となっている。福島戦でもゴールネットを揺らしたいところだ。

 福島の注目選手はFW武颯。先週の藤枝戦ではチームを勝利に導く2得点をマークするなど存在感を見せつけ、首位クラブ撃破の原動力となった。武も現在リーグ戦3試合で3得点と好調を維持しており、チームには欠かせぬ最大の得点源として活躍中だ。岩手とのゲームでもその実力を証明するか。


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