中島翔哉はなぜベンチに? 森保監督、“聖域”なしの選手起用「完全に固定はしない」

中島翔哉はなぜベンチに? 森保監督、“聖域”なしの選手起用「完全に固定はしない」

 2022年カタールワールドカップのアジア2次予選・キルギス戦が14日に行われ、アウェイに乗り込んだ日本代表はキルギス代表に2-0で勝利を収めた。

 試合前に発表されたスターティングメンバーで、多少の驚きがあったのはMF中島翔哉のベンチスタートだった。森保ジャパン発足以降、攻撃の核として絶対的な地位を築いてきた背番号10が外れた左サイドには、ロシアワールドカップも経験したMF原口元気が先発起用された。

 そして、その原口は後半に直接フリーキックを決めて結果を残してチームの勝利に貢献。一方、後半途中から起用された中島はこれまでのようなインパクトを残すことができず試合終了の笛を聞いた。

 なぜ不動だった中島ではなく原口を抜てきしたのか。試合後の記者会見で日本代表の森保一監督は「完全に固定にしているわけでないこと。チーム力を上げるために、選手の起用を考えてということで(原口を)入れました」と説明し、「原口に関しては自分のチームで常に試合に出ていますし、コンディション的にもいいということで起用しました」と続けた。

 ドイツ2部のハノーファーに所属する原口は今季のリーグ戦で1試合を除き、12試合に出場している。スタメンとしてピッチに立つ機会も多い。

 中島はポルトガル1部のポルトで出場機会の確保に苦しみ、ほとんどの試合で途中出場がメインの状態が続く。最近では公式戦2試合連続で出番なしに終わったり、途中出場してもほとんどインパクトを残せない試合もあったり、リーグ戦の出場は7試合あるが、先発起用は1試合しかないのが現状だ。

 これまである種の聖域になりかけていたところにもメスを入れ、勢いのある選手を入れることで競争を促した森保監督。中島はこの後、19日に大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われるベネズエラ代表との国際親善試合にも帯同し、再びアピールのチャンスをうかがう。


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