北米MLS(メジャーリーグサッカー)のFCシンシナティは14日、トップチームを率いていたロン・ヤンス監督が少なくとも一時的に退任することを発表した。

 ヤンス監督は先日、チームの選手たちに向けて、黒人選手への人種差別的な言葉を用いた可能性があると報じられていた。MLS選手協会は「非常に不適切な発言」があったとして抗議し、リーグへの報告を行うとの声明を出していた。

 MLSではこの報告を受けて調査を行うとのこと。クラブは「非常に驚いた」と述べつつ、「選手たちがロッカールーム内での問題について自由に話せる環境を作るため、クラブはMLSと協力し、調査が行われる間ロンはチームから離れる」と発表を行った。

 オランダ出身のヤンス監督は現役時代にサンフレッチェ広島の前身であるマツダSCでもプレー。指導者としては母国のフローニンゲン、ヘーレンフェーン、PECズヴォレ、ベルギーのスタンダール・リエージュで監督を歴任し、昨年夏にシンシナティ監督に就任していた。

 ベルギーのヘントに所属していた久保は、今年1月にシンシナティへ移籍することが決定した。ブラジルのボタフォゴに加入した本田圭佑と同じく、公式戦デビュー前に監督が交代するという事態となってしまった。