新型コロナウイルスの感染が確認された日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が19日、「田嶋会長便り vol.1」と題して経過報告をしている。JFAの公式サイトで発表されている。

 田嶋会長は今月17日、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことを発表した。微熱があり肺炎の症状も出ていたが、「元気です」とコメントしていた。19日の時点では陽性反応が出てから2日が経過している。

 19日付の「田嶋会長便り vol.1」で田嶋会長は「昨日から医師の指示に従って治療を開始しました。そのかいあって、熱は下がり、気分は悪くありません。新しい薬の投与も始まり、一日中検査をしています。すぐに結果の出ることではありませんが、このような積み重ねがこの新型コロナウイルス感染症の治療法開発に活かされるのかと思います」と感染確認から2日目の経過を報告した。

 また、田嶋会長は国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長から電話でお見舞いのメッセージを受けたことを報告。東京五輪について質問があり「日本サッカー協会、FIFAカウンシルの立場で、今、変更を決めることはできない。予定通り開催したいと申し上げました」と田嶋会長は現時点での開催の意思を示したという。また、東京五輪は23歳以下の大会であることから「技術的に難しい面があることも認めなければなりません」ともコメントしている。

 さらに、JFAは20日に新型コロナウイルスに関する取り組みについて発表。20日から最長23日までJFAハウス内の消毒作業を進め、消毒が完了するまでの間は役職員の出勤を禁止とし、消毒完了後も少なくとも27日まで在宅勤務を継続するとしている。また、少なくとも27日までの間、外部からの来館者の立ち入りを禁止することも発表している。

 中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスは世界に広がっている。世界規模でスポーツの大会やイベントが中止となっている。田嶋会長の復帰とともに一刻も早い終息を願うばかりだ。