トルコ1部トラブゾンスポルとの契約を解除した元ナイジェリア代表MFミケル・ジョン・オビが、クラブを離れることになった経緯を語った。英『ザ・タイムズ』などが伝えている。

 ミケルは今月17日、トラブゾンスポルとの契約を解除してフリーになった。双方の合意による契約解消という形をとっている。ただ、実際にはもう少し緊迫したやりとりがあったようだ。

 トルコ1部リーグでは15日、トラブゾンスポルがイスタンブル・バシャクシェヒルとの天王山を戦った。しかしその前日、ミケルは自身のSNSで「こんな状況でプレーしたくない」と、感染がひろがる新型コロナウイルスへの脅威を口にしている。

 実際、翌日の試合でミケルはプレーせず、17日に契約解除となった。

 ミケルは自身の意見を発信したあと、トラブゾンスポルの会長と話し合いの場を持ったという。その席で発言の撤回を求められたが断ったそうだ。

 さらにミケルは「優勝したかったけど、今の段階ではもっと大事なことがある。それはみんなの生命を守ることだ」とコメント。「(会長に)出ていったら戻ってこられないぞ、と言われた。脅したかったんだ。でも僕は、『それが望みなら』と言って、契約を切ったんだ」と話している。

 トラブゾンスポルと2021年までの契約を交わしていたミケルは、突如フリーになった。

「確かに収入面では痛手かもしれない。ただ、そんなことは些細なことだよ。今は家族とともに家で過ごすことが大事だ」

 なお、トルコでも19日にリーグ戦の中断が決定。再開時期は未定となっている。