リバプールに所属する南野拓実は、プレミアリーグですでに圧倒的な戦いぶりをみせてきたチームがさらなる進化を遂げるためのカギとなる可能性があるかもしれない。地元紙『リバプール・エコー』が21日付で見通しを伝えている。

 南野は今年1月にオーストリアのザルツブルクからリバプールに加入。これまで公式戦7試合に出場しているが、まだ大きなインパクトを残すほどの活躍を見せるには至っていない。

 725万ポンド(約9億4000万円)という格安の移籍金で獲得した選手だったこともあり、南野はリバプールを変革するような大型補強ではなく、攻撃陣の複数のポジションでプレーできる貴重なバックアップだと地元紙は述べる。だが今後のシステム変更で南野を先発メンバーに組み込むことで、攻撃面の破壊力をさらに増すことも可能だと論じられている。

 現状ではロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サディオ・マネが3トップを組む4-3-3が基本フォーメーション。だが「4-2-3-1にしてフィルミーノを10番、マネを左、南野を右、サラーをトップに置く形でうまくいくかもしれない。流れるような連携を取れる4人であり、相手が守るのは本当に難しい」とアナリストのデイビッド・ヒューズ氏はコメント。引いて守備を固める相手を崩すのがより容易になると予想している。

 昨季はスイス代表MFジェルダン・シャチリが同様の形で起用されたが、負傷などによる欠場もあり定着せず。今年夏にはシャチリが放出されることになるとも見込まれるが、「南野は容易にその代わりを務められる」「レッズはすでに理想的な代役を手に入れている」と『エコー』紙は述べた。