2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は23日に都内で緊急会見を行い、今年夏に予定される大会の延期を含めた可能性について議論を行っていくことを明らかにした。

 東京五輪は7月24日から8月9日まで開催予定。だが世界各国に拡大した新型コロナウイルス感染の影響により予定通りの開催が危ぶまれ、延期を要請する声が強まっている。

 22日には国際オリンピック委員会(IOC)が、東京五輪の日程変更の可能性について検討を開始することを表明した。東京組織委員会や日本政府、東京都と連携しつつ今後4週間以内に結論を出すとの見通しが示されている。

 森会長は日本時間22日夜にテレビ会議を通してIOCのトーマス・バッハ会長との会談を行ったと説明。IOCの声明通りの内容に関して日本の組織委員会も合意し、今後議論を行っていくことが決まったと述べた。

 五輪の開催中止については「一切議論しない、あり得ない」と強く否定。延期の可能性については「最初から延長(=延期)ということではない」としながらも「議論しなければならない」と認め、「シナリオについてよく精査したい。4週間の間にシナリオを作り上げたい」というバッハ会長の希望に合意したと語っている。