日本サッカー協会(JFA)は25日、今年夏に開催が予定されていた2020年東京五輪の開催延期についてU-23日本代表の森保一監督およびなでしこジャパン(女子日本代表)の高倉麻子監督によるコメントを公式ウェブサイト上で伝えた。

 東京五輪は今年7月24日からの開催が予定され、男女のサッカー日本代表チームも開催国代表として大会に臨むはずだった。だが世界中に拡大した新型コロナウイルス観戦の影響により、開催が「1年程度」延期されることが決定した。

「人々の命と健康があってこそのオリンピックだと思っています。延期になったとしても、大会までの一回一回の活動に最善を尽くすことに変わりはありません」と森保監督はコメント。「各活動を充実させて、東京オリンピック開催時によりパワーを持って臨めるよう、これまで積み重ねたものをさらに積み上げていきます」と新たな開催日程に向けて準備を進めていくことに意欲を示すとともに、ウイルス拡大による異常事態の収束を願っている。

 高倉監督は「スポーツに人生をかけることができるのも、またそれを応援し、楽しむことができるのも、世界の平和と人々の健康があってこそです」と述べ、「東京オリンピックの開催延期を受けて、選手それぞれの心に動揺はあると思いますが、チームはこれまで通り、粛々と揺るぎなく成長していくこと、頂点を目指すことだけを考えて、与えられた時間を最大限生かして前進していきたいと思います」とチーム強化続行への意気込みを示した。