スペイン、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、今季国内リーグの打ち切りを決めたフランスの決断を「非常に性急」だとして批判している。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが同会長のコメントを伝えた。

 6月17日頃の再開を目指す方針が示されていたフランスのリーグアンだが、エドゥアール・フィリップ首相は現地時間28日に9月頃までのイベント開催禁止を発表。サッカーの今季国内リーグについても「再開できない」と明言し、シーズン打ち切りを宣言した。

 だがテバス会長はこの決定について、「十分な対策を取った上で無観客で試合を行うことが危険だというのは理解できない」と主張。「私としては性急な決定だと思う」と隣国の決断に同意できない考えを示した。

「ある重要な経済分野が、安全にコントロールされた形で活動を再開できないとすれば、消えていくことになってしまうかもしれない。プロサッカーにもそれが起こる可能性がある」とテバス会長。打ち切りの決断がサッカー界にもたらすマイナス効果を懸念している。

 フランスとは対象的に、スペインではペドロ・サンチェス首相が5月4日から個人トレーニングを可能とし、その後段階的にグループでの練習を認めていくなどの規制緩和方針を発表。6月頃に想定されるリーグ戦再開に向けて前進している。