ルーマニアの名門クラブであるFCSB(旧称ステアウア・ブカレスト)は、選手たちを小グループに分けた形でのトレーニングを再開したが、政府の指示に反したとして問題視されている。仏紙『レキップ』などが伝えた。

 FCSBでは新型コロナウイルスの影響により中断されていた練習を再開し、28日に公式SNSでその様子の動画を投稿。選手たちが屋外のピッチで3人一組となって基礎トレーニングなどを行った様子を伝えた。

「選手たちの要請を受け、FCSBはこれまでのビデオトレーニングセッションに代えて3人組の練習を行うためフィールドを開放した」とクラブはコメント。選手たちは「お互い安全な距離を保った」とされており、動画内でも選手同士が近づいている様子はない。

 だがルーマニアスポーツ相のヨヌツ・ストロエ氏はFCSBが大統領令に違反したとして批判。公的機関に許可を申請することなくトレーニングを行うことは制限されているとして、クラブへの罰金処分も示唆したとのことだ。

 ルーマニアではすでにレギュラーシーズンが終了し、上位と下位に分かれてのプレーオフラウンドに入って10試合中2試合が行われたところでリーグ中断。現時点では6月頃の再開を目指しているという。