新型コロナウイルスの影響により中断されているイングランド・プレミアリーグの今季残り試合の開催に向け、オーストラリア西海岸のパースから開催地に立候補する動きもあるという。英紙『ザ・サン』が3日付で伝えた。

 3月以来今季の全試合が延期されているプレミアリーグでは、現時点では6月頃からのシーズン再開を目指して調整中。再開が可能になったとしても、中立地での無観客試合の形となる可能性が高いとみられている。

 パースに居住するイングランド人代理人のギャリー・ウィリアムズ氏は、その再開後のプレミアリーグの試合をパースに誘致することを発案し、実現に向けて動いているようだ。オーストラリア政府やスポーツ省ともコンタクトを取り、プレミアリーグの複数クラブからも好感触を得ていると伝えられている。

 オーストラリア上院議員のグレン・スタール氏もこの提案に賛同。「最初に聞いた時、素晴らしいアイディアだと思った。ここは空気も新鮮だし気候も良い。理想的だろう」とコメントしている。

 累計6767人の新型コロナウイルス感染者が報告されているオーストラリアだが、過去10日間ほどの新規感染者数は1日10人前後。数千人単位での感染者数増加が続いている英国での開催よりもリスクははるかに低いと期待されている。

 プレミアリーグの国外開催案としては、他にカタールやマルタなども開催地の候補に挙げられているという。いずれも大胆な案ではあるが、異例の事態への対応として検討される可能性もあるのだろうか。