元日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニ氏は、新型コロナウイルスの影響により中断されている母国イタリアのセリエA再開について慎重な考えを述べた。イタリア『スカイ』が4日付でインタビューを伝えている。

 ロックダウン(都市封鎖)が続いていたイタリアでは4日から外出制限が一部緩和され、サッカー選手たちの屋外での個人トレーニングも認められるようになった。だが公式戦の再開は依然として具体的な見通しが立てられない状況のままだ。

「再開されるのかどうかは分からないが、もう一度動き始めようとする意思は見て取れる」とザッケローニ氏はイタリアの現状についてコメント。「経済的側面もある。再開を目指そうとするのは正しい方向だろう」と続けている。

 だが、「今決めなければならないとすれば、打ち切りになるリスクは非常に高いと思う」とザッケローニ氏。現時点では再開の条件が整っていないとしながらも、「数週間待てば再開できる可能性はより高まるかもしれない」と今後の状況改善への期待を示した。

「コロナウイルスに感染した選手もいるし、怖がっている選手もいる。負傷と異なるのは、一人が休むだけでなく他の者たちもプレー不可能になることだ。陽性が一人いればチーム全体が隔離されなければならない。そのリスクを避ける必要がある」とウイルスへの対応の難しさを強調している。