MF乾貴士も所属するスペイン1部のエイバルは、選手とコーチングスタッフ一同からの声明として、十分な安全が確保されない状況での練習や試合の再開への不安を表明した。スペイン紙『アス』『マルカ』などが伝えている。

 新型コロナウイルスの影響により中断されているリーガエスパニョーラ。現時点では具体的な再開日程は未定ではあるが、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が隣国フランスのリーグ打ち切りを批判するなど、再開を目指す方針が維持されている。各クラブでは個人トレーニングを再開する動きもある。

 だがエイバルの選手たちは現状での活動再開に不安を示した。サッカーへの思いは強調しながらも、「僕らもサッカー選手である前に人間だ。社会の大部分と同じく、健康状況に不安を抱いている」と述べている。

「他人との距離を取ることができない活動を再開することに恐れがある。自分たちの好きなことをした結果として感染してしまうこと、家族や友人たちを感染させてしまうこと、さらにはパンデミックの新たな発生を引き起こして全ての人々に恐ろしい結果をもたらしかねないことに不安がある」

「まずは全員の健康が最優先されるべきだ」「この明確な前提が守られてこそ大会の再開に意味がある」とエイバルの選手・スタッフ一同は、確かな安全の保証がリーグ戦再開には不可欠であることを強調している。