マンチェスター・ユナイテッドが1月の移籍市場で獲得したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスについて、古巣であるイタリアのサンプドリアが移籍金の一部の支払いを要求し、訴えを受けた国際サッカー連盟(FIFA)が調査を行う事態となっている。地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』など複数メディアが伝えた。

 ポルトガルのスポルティングSPで活躍していた25歳のフェルナンデスは、4700万ポンド(約61億7000万円)とされる移籍金でユナイテッドに加入。新型コロナウイルスによる公式戦中断までに9試合に出場して3得点4アシストを記録するなど早速の活躍をみせていた。

 そのフェルナンデスが2017年にスポルティングへ移籍するまで所属していたサンプドリアは、次の移籍の際に移籍金の10%を受け取る契約が交わされていたと主張。400万ポンド(約5億3000万円)前後となる金額がスポルティングから支払われていないとして、FIFAに仲裁を要請したようだ。

「2020年4月3日にサンプドリアからスポルティングに対する訴えを受けた。ブルーノ・フェルナンデスの移籍に際する契約の金銭的義務に関するものだ」とFIFAのスポークスパーソンによるコメントが伝えられている。

 フェルナンデスがサンプドリアからスポルティングへ移籍した際の移籍金は850万ユーロ(約9億8000万円)だったと報じられている。サンプドリアの主張する取り分が支払われたとすれば、そこからさらに50%以上の上乗せということになる。