ブラジルのボタフォゴに所属するMF本田圭佑は、クラブに対して3月の給与を返上することを申し出ていたようだ。クラブ幹部のカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏がYouTube『カナウ・ド・ニコラ』のインタビューで明かしたとしてブラジル『グローボエスポルチ』が伝えている。

 本田は今年1月末にボタフォゴ加入が決定。2月初旬にチームに合流したあと、登録手続きの遅れやインフルエンザによる体調不良などを経て3月15日に待望の公式戦デビューを飾ったが、その直後から新型コロナウイルスの影響によりチームの活動はストップを余儀なくされた。

 収入源を絶たれるクラブを助けるため、本田は3月分の給与を返上することを申し出たという。「彼は模範的だ。素晴らしい行動を取った。クラブが困難に直面していることは分かっているので、3月分の給与を受け取らないつもりだと言ってきた」とモンテネグロ氏は振り返っている。

 だがボタフォゴは選手たちに対して5月分までの給与全額の支払いを保証。給与カットについての交渉なども行ってはおらず、本田からの申し出も受けなかったようだ。

 ウイルスによる危機的状況の中、本田はプロスポーツ選手の給与が高すぎること、クラブが給与カットを要請するべきであることなどをSNSを通して訴えてきた。自分自身の行動でもそれを示そうとしたようだ。