ドイツ2部のシュトゥットガルトに所属していた元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスは、今季限りでの現役引退を表明した。28日に行われたシーズン最終節の終了後にドイツ『スカイ』に引退の意志を語っている。

 シュトゥットガルトは今季2部最終節となった28日の試合でダルムシュタットと対戦。先発で出場したゴメスは42分に1-1の同点ゴールを挙げた。その後2点を奪われたチームは1-3の敗戦に終わったが、他チームの結果により2位を確保し、来季の1部昇格が決定している。

 試合後に引退を表明したゴメスは、「負けたのはもちろん残念」だとしながらも、「今年の昇格が僕にとって最後のミッションだった」と目標達成を喜んだ。「シュトゥットガルトにお返しをして、ここでキャリアを終えることが一番の夢だった」と語っている。

 現在34歳のゴメスはシュトゥットガルト下部組織から2003年にトップチームへ昇格してプロデビュー。2009年には当時のブンデスリーガ史上最高額となる移籍金でバイエルン・ミュンヘンへ移籍し、2010/11シーズンにはブンデスリーガ得点王に輝いた。

 その後はフィオレンティーナ、ベシクタシュ、ヴォルフスブルクでもプレー。2015/16シーズンにはベシクタシュでトルコリーグ得点王にも輝いている。ドイツ代表としても78試合に出場して31得点を挙げ、2010年と2018年の2度のワールドカップに出場した。

 2018年1年には古巣シュトゥットガルトに8年半ぶりに復帰。チームが2部に降格した今季は日本代表MF遠藤航ともチームメートとしてプレーした。遠藤は加入当初になかなか出場機会を得られなかった時期に、ロッカーが隣となったゴメスに励まされていたとも話していた。