バレンシアに所属する韓国代表MFイ・ガンインは、クラブからの契約延長のオファーを拒否し、他クラブへの移籍を希望しているとみられている。バレンシア地元メディア『スーペルデポルテ』が伝えた。

 現在19歳のイ・ガンインはバレンシアの下部組織からトップチームに昇格し、外国人選手としてはクラブ最年少記録となる17歳でデビュー。U-20韓国代表として出場した昨年のFIFA U-20ワールドカップでは大会MVPに選出されるなど、欧州サッカー界でも屈指の有望な若手選手として評価されている。

 だが今季はトップチームでの本格的な活躍が期待されながらも、安定した出場機会を得るには至らず。リーガエスパニョーラでは13試合に出場しているが先発は2回のみであり、合計300分あまりの出場時間にとどまっている。

 出場機会の増加を望むイ・ガンインは移籍を希望し、過去数ヶ月間にバレンシアから提示された契約延長を断ったとされている。現状に不満であることを代理人を通してクラブに伝え、他クラブからのオファーに応じるよう要請したとのことだ。

 地元メディアは、イ・ガンインが十分な出場機会を与えられなかったことや最適なポジションで起用されてこなかったことも含め、「バレンシアで一時代を築くかもしれなかった選手」の現状を嘆いている。だがもはや「バレンシアでの未来は困難」であるとして、新型コロナウイルスの影響でクラブ財政が厳しいという現状もあり、イ・ガンインを高値で売却すべきという見解も示している。