香川真司が所属するスペイン2部のレアル・サラゴサは現地時間5日、同クラブに所属する22歳のコロンビア人FWルイス・スアレスが退団することを発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。

 サラゴサは今季3位で2部を終え、8月13日から始まるラ・リーガ昇格プレーオフに進出。勝ち上がれば、岡崎慎司のウエスカとともに来季1部に昇格することができる。しかし、プレーオフにエースが出場できないようだ。

 スアレスはワトフォードからのレンタル移籍で昨年6月にサラゴサへ加入。新型コロナウイルスの影響で試合が中断となっていたため、サラゴサはスアレスと8月5日まで短期契約を結んだ。そしてサラゴサがプレーオフに進出したため、サラゴサは再度ワトフォードに契約延長を要求。しかし、これが認められなかったという。

 サラゴサはワトフォードのこの判断に不服とし、スポーツの平等、公平性の観点から、ラ・リーガ、スペインサッカー連盟、スポーツ評議会に3つのうちいずれかの事項を要求するという。

 1つ目は、1位と2位が自動昇格となっているが、今季は特例として6位までのチームの昇格を認め、来季は23チームで行うこと。2つ目は公平性を欠くためプレーオフを中止し、全てのプレーオフを0-0で終了。最高順位となるサラゴサの昇格を認めること。3つ目は、2つ目が認められない場合、3位に位置するサラゴサが1部に昇格することである。

 現在22歳のスアレスは今季スペイン2部で38試合に出場19得点を記録し、得点ランキング2位に入った。サラゴサの3位入りに貢献した。プレーオフにチーム得点王が出場できないのは、サラゴサにとって大きな痛手となる。果たして、サラゴサの要求は認められるのだろうか。