ライプツィヒの予想先発メンバー

チャンピオンズリーグ(CL)はいよいよ準々決勝に突入する。現地時間13日に行われるライプツィヒ対アトレティコ・マドリードはどんな試合になるだろうか。両クラブの現状や、先発出場メンバーを占う。
——————————-

システム:3-4-2-1

▽GK
ペテル・グラーチ

▽DF
ルーカス・クロスターマン
ダヨ・ウパメカノ
マルセル・ハルステンベルク

▽MF
ノルディ・ムキエレ
ケビン・カンプル
コンラート・ライマー
アンヘリーニョ

▽FW
マルセル・ザビツァー
クリストファー・ヌクンク
パトリック・シック

 今季のライプツィヒは、負傷者が続出した。主将のヴィリ・オルバンとイブラヒマ・コナテは怪我でシーズンの大半を棒に振り、最終ラインは厳しいやりくりを強いられた。冬にディエゴ・デンメとシュテファン・イルザンカが抜けた中盤もケビン・カンプルが怪我に苦しみ、マルセル・ザビツァーが中盤の底でプレーする試合もあった。

 6月27日にシーズンを終えたチームは、7月下旬からCLに向けて準備を始めている。当初は別メニューだったマルセル・ハルステンベルクとパトリック・シックもチームの練習に合流している。慢性的な臀部の問題を抱えていたコナテは7月末に手術を行ったため復帰は難しいものの、終盤戦を欠場していたザビツァーやユスフ・ポウルセンも出場が可能なようだ。

 怪我人が相次いだ中で、主力としてプレーしたメンバーの起用を予想している。ティモ・ヴェルナーが離脱した前線は、ポウルセンやシックのコンディション次第で変わる可能性がありそうだ。

アトレティコ・マドリードの予想先発メンバー

システム:4-4-2

▽GK
ヤン・オブラク

▽DF
キーラン・トリッピアー
ホセ・ヒメネス
ステファン・サビッチ
レナン・ロディ

▽MF
マルコス・ジョレンテ
コケ
サウール
ヤニス・カラスコ

▽FW
ジョアン・フェリックス
ジエゴ・コスタ

 アトレティコ・マドリードに動揺が走ったのは、ライプツィヒとの一戦の4日前。その前日に行われたPCR検査で陽性反応が出たことを発表。その翌日にはアンヘル・コレアとシメ・ヴルサリコだったことを発表している。

 両選手は速やかに隔離されており、他のスタッフと選手全員は追加の検査により陰性反応が確認されている。試合の開催に影響はないが、アトレティコは2人を欠く中で戦うことになる。

 トーマス・パーテイは筋肉系のトラブルで出場が危ぶまれている。トーマスが欠場する場合は、コケとサウールが中盤の底に入り、コレアが不在のサイドにはマルコス・ジョレンテとヤニス・カラスコが入ると予想している。

マッチプレビュー

 ユリアン・ナーゲルスマン監督就任1年目だった今季のライプツィヒは前半戦を首位で折り返したものの、後半戦は17試合で29ポイントをとるに留まった。バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントに抜かれ、昨季と同じ勝ち点66と3位という結果に終わっている。

 CLではベンフィカ、リヨン、ゼニトという力の拮抗するクラブが並ぶグループリーグを首位で突破した。クラブ史上初めて決勝トーナメントに進出したライプツィヒは、トッテナムとのラウンド16を連勝で制している。

 先述の通り相次ぐ負傷者に苦しんだシーズンとなったが、リーグ戦の中断を経てそのほとんどは復帰している。ただ、チームとして約1か月半、公式戦から遠ざかっている。コンディションの調整がこの試合のパフォーマンスを大きく左右すると言ってもいい。

 アトレティコにとっても、今季は簡単なシーズンではなかった。セビージャとのデッドヒートを制して、8シーズン連続で3位以内を確保したが、最終的に獲得した勝ち点70は、ディエゴ・シメオネ監督がシーズン途中に就任した56ポイントに次ぐ少なさだった。

 ディエゴ・ゴディンやファンフランといった長年活躍してきたベテランが抜けたが、固いディフェンスは健在だった。リーグ戦では優勝したレアル・マドリードの25失点に次ぐ27失点を記録している。

 CLではグループステージで2敗を喫したものの、レバークーゼン、ユベントスと同居する難しいグループを突破した。ラウンド16では昨季王者のリバプールと対戦。開始早々のセットプレーから奪った得点を守り抜き、1stレグに勝利したアトレティコは、2ndレグで延長戦を制して準々決勝進出を決めている。

 ライプツィヒは来季からチェルシーでプレーすることが決まっているエースのティモ・ヴェルナーがすでにチームを離脱。ユリアン・ナーゲルスマン監督はエース抜きで堅守を誇るアトレティコに挑まなければいけない。ライプツィヒがどのようなプランでこの試合を戦うのかに注目したい。

【了】