バルセロナの予想先発メンバー

 チャンピオンズリーグ(CL)はベスト4進出を懸けた戦いが始まっている。現地時間14日に行われるバルセロナ対バイエルン・ミュンヘンはどんな試合になるだろうか。両クラブの現状や、先発出場メンバーを占う。

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システム:4-3-1-2

▽GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

▽DF
ネウソン・セメド
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ
ジョルディ・アルバ

▽MF
セルヒオ・ブスケッツ
セルジ・ロベルト
フレンキー・デ・ヨング
アルトゥーロ・ビダル

▽FW
リオネル・メッシ
ルイス・スアレス

 バルセロナは8日、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の2ndレグでナポリと対戦している。序盤はやや押し込まれたものの、リオネル・メッシやルイス・スアレスの得点で前半のうちに3点を奪うと、後半はしっかりと守備を固めてリードを死守。3-1で勝ち切り、13季連続のベスト8入りを果たすことになった。

 そんなバルセロナが今回対戦するのは、バイエルン・ミュンヘン。選手個々の能力は両者ともに申し分ないが、チームとしての完成度はドイツ王者が上回っていると言えるだろう。バルセロナにとっては、ここでクラブとしての真価が問われることになりそうだ。

 バイエルン戦の予想先発メンバーは上記の通り。システムは4-3-1-2だろうか。

 ナポリ戦で出場停止だったアルトゥーロ・ビダルとセルヒオ・ブスケッツが復帰。そのため、キケ・セティエン監督は中盤を4枚で構成する考えを持っているようで、その場合はアントワーヌ・グリーズマンがベンチに下がるとみられている。トップ下はビダルが務めることになりそうだ。

 また、ハムストリングの問題を抱えていたウスマンヌ・デンベレだが、バイエルン戦の招集メンバーに名を連ねた。可能性が高いとは言えないが、フランス人FWの起用があるかどうかもこの試合の注目ポイントと言ってよさそうだ。

バイエルン・ミュンヘンの予想先発メンバー

システム:4-2-3-1

▽GK
マヌエル・ノイアー

▽DF
ヨシュア・キミッヒ
ジェローム・ボアテング
ダビド・アラバ
アルフォンソ・デイビス

▽MF
レオン・ゴレツカ
チアゴ・アルカンタラ
セルジュ・ニャブリ
キングスレー・コマン
トーマス・ミュラー

▽FW
ロベルト・レバンドフスキ

 ブンデスリーガ8連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘンは、チャンピオンズリーグ(CL)でも圧巻の強さを示している。ラウンド16では、フランク・ランパード監督率いるチェルシーを2戦合計スコア7-1で撃破。バルセロナとの大一番に向け、勢いは十分とみていいだろう。

 予想先発メンバーは上記の通り。システムはチェルシー戦と同じく4-2-3-1となるはずだ。

 トレーニング中に負傷したバンジャマン・パバールを起用することができないため、右サイドバックはチェルシー戦に引き続きヨシュア・キミッヒが務めることになるだろう。

 また、負傷のためチェルシー戦を欠場していたキングスレー・コマンだが、トレーニングに合流しているためどうやら問題なく起用できる模様。仮に出場が難しい場合はイバン・ペリシッチが代役となるだろう。さらに、チェルシー戦で太ももを痛め途中交代となったジェローム・ボアテングも、バルセロナ戦ではピッチに立つことが可能となりそうだ。

マッチプレビュー

 バルセロナとバイエルン・ミュンヘンがチャンピオンズリーグ(CL)で激突するのは、2014/15シーズン以来のこと。この時はバルセロナが2戦合計スコア5-3で勝利。決勝へと駒を進め、最後はユベントスを下して見事にビッグイヤーを掲げている。

 今季の両者は対照的なシーズンを送っていた。バルセロナはエルネスト・バルベルデ監督を解任し、セティエンを新監督に迎えたが、状況は好転せず。ライバルのレアル・マドリードにリーグ優勝を明け渡した。一方のバイエルンはニコ・コバチ監督を解任し、ハンジ・フリック新指揮官が誕生すると完全復活。圧倒的な強さで2位以下を突き放し、リーグ制覇を成し遂げている。

 このようなチーム状況もあるため、バイエルン勝利を予想する人が多いのは無理もない。しかし、今大会は一発勝負であり、何が起こってもおかしくはない。事実、CLではこれまでにも数々のドラマが生まれてきた。いずれにしても、見ごたえのある試合になることは確かだろう。

 バイエルンはスター選手揃いだが、ロベルト・レバンドフスキやトーマス・ミュラーといった前線の選手も含め全員で連動したプレスを行い、相手を襲うことができる。そこからボールを奪うとセルジュ・ニャブリやキングスレー・コマンといった選手のスピードが活きる縦に素早い攻撃を展開し、一気に崩し切る。

 バルセロナはボールポゼッションを基本とするが、バイエルンのこうしたスタイルには最大限の注意を払う必要がある。当然だが、高い位置で奪われスピーディーな攻めに持ち込まれると、ハイラインのバルセロナはかなり分が悪くなる。セルヒオ・ブスケッツやフレンキー・デ・ヨングらのボールの持ち方は重要となってくるだろう。

 エース対決にも注目だ。レバンドフスキはチェルシー戦で2ゴールを挙げたことで、今季CLでの得点数がクラブ記録となる「13」に伸びた。ゴール前での強さ、嗅覚、決定力はバルセロナにとっても大きな脅威となること間違いなし。決定的な仕事を果たしたい。

 そしてリオネル・メッシも好調で、ナポリ戦では圧巻のゴールも決めた。今大会は「一発勝負」となるが、この男はまさに「一発」を持っている。背番号10のパフォーマンスが結果に直結すると言ってもいいだろう。

 また、マヌエル・ノイアーとマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのドイツ代表守護神対決も注目。チームを救い出すのはどちらになるだろうか。