米アマゾン、食品部門で売上トップの「意外なブランド」

米アマゾン、食品部門で売上トップの「意外なブランド」

2013年に出版されたジェフ・ベゾスとアマゾンについて書かれた書籍「全てがそろう店(The Everything Store)」はフォーブスやブルームバーグ等の大手メディアで絶賛され、現在も多くのビジネスマンらに読まれている。

書籍のEコマースからスタートしたアマゾンは今や、家電からアパレル、生鮮食品まであらゆるジャンルの商品を網羅している。今年6月に同社は高級自然食品スーパーの「ホールフーズ」を140億ドル(約1.6兆円)にも及ぶ金額で買収し、大きな注目を集めた。

ここで気になるのは、アマゾンの食品部門ではどんな商品が売れ筋になっているかだ。先日発表されたEコマースに特化した調査企業「One Click Retail」のデータは、かなり意外な事実を伝えている。

アマゾンで販売中の食品ブランドの売れ行きトップ5のうち3つを、コーヒーが占めている。1位はサンフランシスコ本拠の「Bay Coffee」、3位には「Green Mountain Coffee」、そして5位に入ったのがスターバックスだった(2位はプロテインナッツバーの「KIND BAR」、4位にはオーガニック離乳食の「Gerber」が入った)。

しかし、この調査結果を不思議に思う人も多いはずだ。Bay Coffeeはそれほど有名なコーヒーブランドとは言い難い。しかし、少しウェブを調べてみればこの企業がSNS上でいかに知名度を獲得しているかが分かる。Bay Coffeeはコストコでも販売されており、アマゾン上ではスターバックスよりも売れるコーヒーブランドになったのだ。

One Click RetailのCEOのSpencer Millerbergは「現在Eコマースで起こりつつあることは、小売業の民主化だ」と述べている。オンラインで商品を売る場合、スターバックスのように大規模な資本力を背景に、全米に店舗を構える必要はない。

One Click Retailはアマゾンでの食料品の売上が今年は前年比50%増の4億3000万ドル(約476億円)に達すると推定している。また、ここに述べた上位5ブランドの合計売上は食料品部門全体の売上の8%以下であり、「アマゾンではロングテール化が進んでいることが、ここでも裏づけられた」と述べている。

Ronald Holden

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