コンセプトカーであり象徴 ボディが衝撃を受けても元の形に戻る新技術とは──DS X E-TENCE

コンセプトカーであり象徴 ボディが衝撃を受けても元の形に戻る新技術とは──DS X E-TENCE

自動車からエンジンが失われてデザインの自由度ははるかに高くなった、根強く残るカーデザインの記号性とのせめぎあいから、新たな車が生まれる。

DS AUTOMOBILES:迫る電動化の時代。デザインも進化する?

2035年という15年以上も先を見据えたコンセプトカーである。提案するのはグループ PSAの高級車ブランド、DS。モデルは「DS X E-TENCE」というものだ。 

ガルウィングドアやクリアガラスキャノピー、シースルーフロアといった近未来的な要素を多分に盛り込んだ「DS X E-TENCE」は、非対称の3人乗り。このコンセプトは、2つのクルマを1つにするというユニークな発想から生まれている。 

ガルウィングを開けてシートに収まれば、ドライバーも同乗者も外界から隔てられた個室空間になる。非対称のレイアウトによって、クリアガラスのキャノピーの下には、それぞれ異なるタイプの空間が生まれ、通気性の良いマッサージシートで寛ぐことができる。シートは鳥が羽を広げるように後ろに伸びるのである。 

ドライバーは、その場に応じたドライビングモードを選ぶことができ、もちろん自動運転モードも用意されている。操作はガラス面のタッチのみで完結するので、タッチパネルやタブレットの類いは車内に搭載されない。

動力は前輪の内側に組み込まれた2台のモーター。道路上での最大出力は540hpに達し、サーキットモードでは1360hpにまで上昇するという。 

このとてつもないパワーに応じた新技術によって、ボディは衝撃を受けても元の形に戻ることができ、フロントグリルの形状は路面の状態に合わせて変化する。ライトの明るさは、乗員、クルマ、周囲の状況に合わせて調節でき、車内の温度も快適に保たれる。
 
「DS X E-TENSE」はコンセプトカーであり、DSオートモビルの未来を担う象徴ともいえる存在である。個人の空間が確保されたデザインは今後の有り様を暗示したものなのか。 

しかし、自動運転搭載のEVの波は確実に迫ってきている。

Forbes JAPAN 編集部


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