1月15日の第3水曜日は江戸東京博物館のシルバーデー。65歳以上の入場料が無料となる。無料ということばに敏感な筆者はさっそく出かけてみた。

 都営交通乗り放題のシルバーパスで大江戸線両国駅へ。最寄駅の三田線高島平駅からパスモなら325円かかるところだ。駅の真上が江戸博。入場券売り場で免許証を見せると観覧券をくれる。これで企画展と常設展を観覧できる。本来なら一般の半額800円がこの日は無料だ。

 特別展は「大浮世絵展」で喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳らの傑作を世界中から集めて展示。有名な写楽の役者絵、北斎の富嶽三十六景などを目の当たりにした。ただし、会場は大混雑。それでも途切れた列の合間からめぼしい作品は見ることができた。浮世絵ブームなのか、大盛況だった。

 1階の特別展のあと、6階の常設展を見に行く。古代から江戸時代を経て昭和の東京まで、時代の流れが分かる膨大な資料とお宝が広大な会場に展示されている。こちらはあまり混雑していない。外国人が多く、興味津々で江戸の芝居小屋の再現展示に見入っていた。筆者も途中でベンチで休みながら、1時間かけて見て歩いた。

 外に出ると隣接する国技館が大相撲でにぎわっているのを横目に帰路についた。(いくちゃん)

 【文化施設の割引】大阪市では65歳以上の市内居住者に、大阪城天守閣、天王寺動物園、市立美術館などの文化施設の入場料無料。歴史の街・京都でも府立植物園、府立堂本印象美術館など無料優待がある。