何競技書けるか、なんてタイトルを付けましたが、どうしても書きたいことがあり、今回はいよいよ6カ月後に迫った東京五輪のチケットについて書かせてください。

 果たして、東京五輪をじかに観られるのか。12月18日にチケット2次抽選の結果が発表されました。

 わが家は妻が突然Bリーグにハマり、東京五輪では是が非でもバスケのチケットを当てなければならないと気合を入れて申し込み、1次抽選で男子予選が2枚当選。なんとか面目を保ちました。

 正直、結果が出た瞬間は「予選2枚だけかよ!」と思いましたが、ご存じの通り当選しただけラッキー。多くの方が1枚も当たらない状況でした。そんな中、なんと身近に、国立競技場で行われる陸上の決勝を9日間全て当選させた強者がいたのです。こんなに当たる人がいるなんて!

 1次抽選の結果がわかるまで、当選しやすい方法なんて見当もつきませんでしたが、この強者や他の当選状況を聞く限り、小さな競技場より、やはり大きなスタジアムの方が当選しやすかったようです。とはいえ、全日当選は異常です。この強者の買い方にどんな秘密があったのか。聞いてみると、言われれば確かに!という秘密があったのです。

 チケットは家族の分など、複数枚で申し込んだ人が圧倒的に多かったと思います。しかし、この強者は妻と2人の子供がいるにも関わらず、第1希望をすべて1枚で申し込んだというのです。大きな競技場で、端数になった席を1枚申し込みで狙う。これが東京五輪のチケット必勝法ではないか。

 わが家はバスケが当選している。その安心感もあり、私も2次抽選は家族のことを考えず、最も会場が大きい陸上と1万5000人収容の競泳を1枚必勝法で申し込んだのです。

 そして迎えた2次抽選の結果発表。残念ながら、私はすべて落選。必勝法は仮説に終わりました。しかし、この2次抽選でまたしても想像を超えた事態が起きます。先述の強者が、すでに当選している陸上を追加で2枚、今度はペアで当てたというのです。「五輪に愛された選手」という言葉を聞きますが、「五輪に愛された観客」もいたのです。あとで聞きましたが、この強者は第2希望を使うと外れそうな気がして、1次・2次抽選とも、第1希望しか申し込まなかったそうです…。(文化放送アナウンサー)

■砂山圭大郎(すなやま・けいたろう) 1975年6月30日生まれ。山口県出身。早稲田大学卒。98年文化放送入社。松坂大輔投手の番記者やサッカーW杯実況などを経て、夜の若者向け番組のパーソナリティーに。月〜金「斉藤一美ニュースワイドサキドリ」のスポーツ枠担当を機に、本格的に五輪競技の取材に取り組む。現在は他に「ラジオのあさこ」「田村淳のニュースクラブ」などを担当。特技はフィギュアスケート!? 40歳のとき、番組の企画で初挑戦。元五輪選手の八木沼純子さんの指導を受け、大会にも出場した。